Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

冬至…ですが…(シボリダマシ)

2015-12-22 18:48:28 | テンジクダイ科

本日は二十四節気の冬至…なのですが…。

寒さはなく、過ごしやす~い一日になったやんばるです。

冬至感まったくなしです。

そして先週冷え込み、今週は暖かくなったためか、1ヶ月ほど早く寒緋桜が開花してるそうです。

もっとも、二~三日ほど遅れてトゥンジービーサー(冬至の寒さ)はやってきそうですが。

風は東~南東。曇ときどき晴れ。

〈テンジクダイ科コミナトテンジクダイ亜科シボリ属シボリダマシ Fowleria vaiulae 15年11月24日 沖縄島安和グスク〉

本種はテンジクダイ亜科タイワンマトイシモチ属だったのに、いつの間にか変わってました。

和名は変わりませんでしたが、学名の方はすっかり変わっていたり…。

新しい学名種小名の接尾辞、つまり末尾は『ae』

前回に書いたりしました。献名というやつでしょう。そして女性への献名なのでしょう。

vaiul(ヴァイウル)は、ウクライナの方の名前なのだとか…。

きっと東欧的美人で……。

いや今回は妄想はなしで、現実的な話を。

今年の4月25日発行の論文によって、テンジクダイ科の分類体系が変わりました。

テンジクダイ科は4亜科に分けられ、そのうちの一つ、本種も含まれているコミナトテンジクダイ亜科には14の族が新設されました。

もちろんそのしたの属にも新称がいくつも加えられていたり。

結果手持ちの図鑑とは大きく異なる様相に…。

ああ、正誤表を作らないとなぁ…。

 

コメント
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