Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

如月(ホシゴンベ)

2016-02-02 19:09:44 | ゴンベ科

2月に入ってヒンヤリした日が続いてますやんばるです。

雨交じりだったりも…。

水温は最強寒波のあと21℃まで下がりましたけど、また22℃を示すようになってます。

おそらくこの辺りがこの冬のボトムなのでしょうね。

もう、明後日には立春ですから…。

風は北東。曇ときどき雨。

〈ゴンベ科ホシゴンベ属ホシゴンベ Paracirrhites forsteri 15年12月24日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

唐突ですが、ホシゴンベの幼魚はバラハタの幼魚に似ているように思えるのです。

背面の赤色、腹部の白色、側面後半の黒色、その組み合わせが。

もちろん、見間違うとか同定に迷った、という経験はありませんけど。

ただ…

過去に枝状サンゴにちょこんと乗っかってるオキゴンベの幼魚を見つけたと思って、近づいてよ~く見たらユカタハタの幼魚だったという経験があります。

オキゴンベの幼魚が、背鰭をねかせてサンゴの隙間に潜んでるようにみえたのです。

あとコクハンアラの幼魚と、ノコギリハギあるいはシマキンチャクフグの模様も、そのパターンが類似してるように思えたりして。

何が言いたいかというと、これって擬態じゃないかなぁ…とか思ってみたり。

コクハンアラの例はちょっと置いとくとして……

ゴンベってうきぶくろを持たないじゃないですか。

だから、泳ぎ回らないじゃないですか。

すると他の魚がそんなに警戒せずに接近しやすいのじゃないかなぁ…とか思えて…

結果としてユカタハタやバラハタの幼魚が、獲物を狙いやすくなるのでは…と思えたわけです。

つまりこれは、ベッカム型擬態、すなわち攻撃擬態の1種ではないだろうかと…。

いつものように妄想ですけど。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする