Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

三度目の…(キツネベラ)

2016-02-23 18:38:26 | ベラ科

前半少し雨交じりでしたが、過ごしやすい暖かさっだ本日のやんばるです。

今日は十六日際(ジュールクニチー)。

グソー(あの世)の正月といわれ、新正月・旧正月に続いて、当地では三度目の正月行事ごとをする日。

お正月が三度もあるのか、と驚いてはいけません。

二十日正月(ハチカソーグヮチ)という四度目の正月もありますから…。

風は南西のち北西。雨のち曇。

〈ベラ科タキベラ亜科タキベラ属キツネベラ Bodianus bilunulatus 15年1月8日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

学名種小名は『二つの新月』の意。

画像のような幼魚の黒い横帯が、成長とともに下の方から消えて上部に楕円黒班が残ります。

これが新月のことなのでしょうね。両側の尾丙部に黒い月を纏ったベラです。

さて…

月はご存じの通り地球の衛星。

地球の衛星は一つだけですけど、宇宙には二つ以上の衛星を持つ惑星がいくつもあります。

例えば木星は67個、土星は64個だったり。

試しに、『衛星が二つの惑星』というキーワードで検索してみると……

ヒットしたのは、地球でした。

なんでも2006年11月~2007年9月までの間に、太陽を公転している小惑星が地球接近時にその重力に捕らわれ、地球を3周しているのだとか。

つまり一時的に地球の衛星が二つになっていたというわけ。

この小惑星は、2028年に再び地球の一時的な衛星になる可能性があるのだそう。

10年前に地球の衛星が2個になってたときがあったなんて、全然知りませんでした。

 

コメント
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