前半少し雨交じりでしたが、過ごしやすい暖かさっだ本日のやんばるです。
今日は十六日際(ジュールクニチー)。
グソー(あの世)の正月といわれ、新正月・旧正月に続いて、当地では三度目の正月行事ごとをする日。
お正月が三度もあるのか、と驚いてはいけません。
二十日正月(ハチカソーグヮチ)という四度目の正月もありますから…。
風は南西のち北西。雨のち曇。
〈ベラ科タキベラ亜科タキベラ属キツネベラ Bodianus bilunulatus 15年1月8日 沖縄島安和〉
画像は幼魚。
学名種小名は『二つの新月』の意。
画像のような幼魚の黒い横帯が、成長とともに下の方から消えて上部に楕円黒班が残ります。
これが新月のことなのでしょうね。両側の尾丙部に黒い月を纏ったベラです。
さて…
月はご存じの通り地球の衛星。
地球の衛星は一つだけですけど、宇宙には二つ以上の衛星を持つ惑星がいくつもあります。
例えば木星は67個、土星は64個だったり。
試しに、『衛星が二つの惑星』というキーワードで検索してみると……
ヒットしたのは、地球でした。
なんでも2006年11月~2007年9月までの間に、太陽を公転している小惑星が地球接近時にその重力に捕らわれ、地球を3周しているのだとか。
つまり一時的に地球の衛星が二つになっていたというわけ。
この小惑星は、2028年に再び地球の一時的な衛星になる可能性があるのだそう。
10年前に地球の衛星が2個になってたときがあったなんて、全然知りませんでした。