Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

全域0パーセント(キベリアカイロウミウシ)

2016-02-09 18:46:49 | ウミウシ

気持ちよすぎる空模様だった本日のやんばるです。

今日の降水確率が、沖縄島のみならず、沖縄地方全域で午前・午後を通して0パーセント。

ここまでの快晴は、1ヶ月ぶりなのだそう。

風もごく弱くて、海も凪…。

インターバルにはタップリの陽光で癒やされ、水中ではクジラのソングに癒やされ…って感じの一日でした。

風は弱い北。快晴。

〈イロウミウシ科レンゲウミウシ属キベリアカイロウミウシ Mexichromis pusilla 15年12月24日 沖縄島安和〉

学名種小名は『ごく小さい』の意。

前回のウルトラマンホヤ(通称)の種小名が『小さい』だった。

これはさらに小さいサイズを表す言葉なのでしょう。

もちろんウルトラマンホヤ(通称)よりもさらに小さいということではないですからね、念のため…。

では他のウミウシに比べてごく小さいということなのでしょうか。

例えば同属多種とか。

本種は18mmに達するのだそう。

他のレンゲウミウシ属と比べてどうだろうか。

例えばレンゲウミウシは、22ミリに達するのだそう。

あるいはクリヤイロウミウシは、29ミリに達するのだそう。

確かにごく小さそうです。

あ、でも本種は少し前まではキベリアカイロウミウシ属だったはず。

そしてそのときから種小名は変わっていないはず。

ではさかのぼって、そのときの同属多種と比べたらどうだろう。

例えばレムニスカータ(和名なし)は、15ミリに達するのだそう。

あるいはニタリイロウミウシは、10ミリに達するのだそう。

あら……、レンゲウミウシ属のくだりで止めておけばよかったかな……。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする