雨交じりの予報に反して、けっこう晴れ間の比率が高かった本日のやんばるです。
まあ風はびっしょりと濡れた感じで、晴れていても曇っていても、ムシムシ感が強い一日でした。
さて、少し気になるニュースが……
アメリカ航空宇宙局、つまりはNASAが、4月の世界の気温と海水温が観測史上最高を記録したことを発表したのだそうです。
このまま推移すると、今年の年間平均が記録を更新し、『史上最も暑い年』になる可能性があるのだとか。
ついこの間まで話題になっていた巨大エルニーニョの発生が、原因の一つなのだそう。
もちろん地球温暖化の影響もあるのかもしれませんが。
大きなスケールで見ると、今インド洋の辺りに強い上昇気流が発生していて、その影響でフィリピン近海に下降流が発生しているのだとか。
するとここで台風が生まれにくくなるのだそう。
日本に接近する台風の多くはフィリピン近海で発生したものなので、このままでは、今年の接近台風の数が激減する可能性も…。
これと同じような状況を、僕は過去に見た記憶があります。
1998年のこと。世界的なサンゴの大白化が起こった年です…。
あの年のようにならないことを祈るばかりです……。
風は南東のち南西。曇ときどき晴れ。
〈ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科Kyonemichthys属Kyonemichthys rumengani (通称ピグミーシードラゴン) 16年4月11日 沖縄島安和〉
ヨウジウオ科の分類のファーストステップは、尾鰭の有無ですよね。
尾鰭があればヨウジウオ亜科、尾鰭がなければタツノオトシゴ亜科。
本種は尾鰭がないですよね。でもヨウジウオ亜科なのですけど、どうして?
本種は2007年記載の種なのですが、和名がないせいなのか、日本産魚類とされていないのか、その後に発行された図鑑にも掲載されていません。少なくとも僕の持っている図鑑には。
だから上記の分類は、ネットで調べたものなのですが、情報が少なすぎて詳細は解りません。
まあ英語サイトの分類でも、科はSygnathidae(ヨウジウオ科)、亜科はSyngnathinae(ヨウジウオ亜科)になってますので、上記の分類で間違いないと思われるのですが。
あと本種の説明文にはこんな一文も↓
This species is the only known member of its genus.
species は種で genus は属ですから、つまり本種は単型だということなのでしょう。
単型とは、そのグループにはその仲間以外に類縁のあるものが存在しないこと。
つまりは、この属は本種だけですよ、という意味。
今一つ解らない本種の分類位置に、この辺りも関係しているのかもしれません。
とか思ってみたりも……。