Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

中休みだそうで…(ニセクロスジイソハゼ)

2016-05-24 19:13:30 | ハゼ科

梅雨の中休みだそうで、青空が広がった本日のやんばるです。

ゆる~い風は、というか空気そのものがタップリの熱をはらんでいて、夏日になりました。

明日はまた雨模様になるようですが、夏日は続きそうな予報です。

風は南東のち静穏。晴れたま~に曇。

〈ハゼ科ハゼ亜科イソハゼ属ニセクロスジイソハゼ Eviota cometa 16年4月15日 沖縄島安和〉

世の中には、『コメットハンター』と呼ばれる天文家たちがいるそうです。

英語でコメット、日本語では帚星、つまりは彗星を熱心に捜索する人々のことです。

彗星には発見報告順に最大3人まで発見者の名前をつけられるのだとか。

自身の名前を彗星に冠するために、今も世界のどこかで天体望遠鏡を覗いているのかも…。

もっともコメットハンターが彗星を発見するという機会は、どんどん減少していっているのだそう。

というのも現在の彗星探しは、コンピューターによる自動捜索によって行われているから。

何だかロマンがない世の中になってるなぁ……、とか思えたり。

つい最近、カナダのコメットハンターのコラムを読みました。

そこには、彼がコメットハンターになるきっかけに、日本人の名前がついた彗星が関わっていると書かれてました。

それは池谷・関彗星という彗星で、20世紀に発見された最も明るい彗星なのだとか。

他にも、これまで発見された彗星のなかで最も長い尾を持つ彗星も、日本人が発見した百武彗星だったり。

僕自身が実際に見て記憶に残っているのは、ハレー彗星とヘールボップ彗星かなぁ…。

彗星はSFのギミックにも多く使われ、ジュール・ヴェルヌやH・G・ウェルズ、あるいはアーサー・C・クラークの作品などに出てきたりも。

まあフィクションでの彗星といえば、僕的には『赤い彗星』ですけど…。

というわけで…

本種の学名種小名は『彗星』の意。

いったい何がどう彗星っぽいのでしょう?

画像を刮目しても、彗星的なものを見いだせないのですが。

まあ……赤いですけど……。

 

コメント
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