梅雨の中休みだそうで、青空が広がった本日のやんばるです。
ゆる~い風は、というか空気そのものがタップリの熱をはらんでいて、夏日になりました。
明日はまた雨模様になるようですが、夏日は続きそうな予報です。
風は南東のち静穏。晴れたま~に曇。
〈ハゼ科ハゼ亜科イソハゼ属ニセクロスジイソハゼ Eviota cometa 16年4月15日 沖縄島安和〉
世の中には、『コメットハンター』と呼ばれる天文家たちがいるそうです。
英語でコメット、日本語では帚星、つまりは彗星を熱心に捜索する人々のことです。
彗星には発見報告順に最大3人まで発見者の名前をつけられるのだとか。
自身の名前を彗星に冠するために、今も世界のどこかで天体望遠鏡を覗いているのかも…。
もっともコメットハンターが彗星を発見するという機会は、どんどん減少していっているのだそう。
というのも現在の彗星探しは、コンピューターによる自動捜索によって行われているから。
何だかロマンがない世の中になってるなぁ……、とか思えたり。
つい最近、カナダのコメットハンターのコラムを読みました。
そこには、彼がコメットハンターになるきっかけに、日本人の名前がついた彗星が関わっていると書かれてました。
それは池谷・関彗星という彗星で、20世紀に発見された最も明るい彗星なのだとか。
他にも、これまで発見された彗星のなかで最も長い尾を持つ彗星も、日本人が発見した百武彗星だったり。
僕自身が実際に見て記憶に残っているのは、ハレー彗星とヘールボップ彗星かなぁ…。
彗星はSFのギミックにも多く使われ、ジュール・ヴェルヌやH・G・ウェルズ、あるいはアーサー・C・クラークの作品などに出てきたりも。
まあフィクションでの彗星といえば、僕的には『赤い彗星』ですけど…。
というわけで…
本種の学名種小名は『彗星』の意。
いったい何がどう彗星っぽいのでしょう?
画像を刮目しても、彗星的なものを見いだせないのですが。
まあ……赤いですけど……。