Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

ガッツリ感…(コジカイソハゼ)

2016-06-07 19:06:09 | ハゼ科

降るときはガッツリ降り、晴れるときはガッツリ晴れる。

例年そんなガッツリ感が半端ない沖縄の梅雨空ですが、ここ数日がまさにそんな感じに…。

昨日のガッツリ雨から一転、今日はガッツリ陽光が降りそそぎました。

北寄りの風だったのに、まったく涼しさを感じられない本日のやんばるでした。

明日もガッツリ晴れそうです。

風は北東。晴れ。

〈ハゼ科ハゼ亜科イソハゼ属コジカイソハゼ Eviota pellucida 16年4月27日 沖縄島崎山〉

コジカは子鹿からだそうで。

褐色の体に白い斑点が、子鹿のようだからだそう。

つまり鹿の子模様のようだから、ということなのでしょうか。

ただ画像をじっと見ていると、体内部の鹿の子模様より体表の小赤色点模様のほうが目についてきたりも…。

まるで透明な素材の裏側からも表側からも模様が描かれた衣を纏っているように思えたり。

まあ、イソハゼ属の多くはこんな感じですが。

でも本種の学名種小名は『透明な』

本種に関しては、模様よりも衣がメインなのかなぁ…、とか思ってみたりも。

しかしなぜ透明な体を手にしたのに、二重の模様も持つことになったのでしょうか。

透明だけの方が目立たないはずなのに。

まあ、同種間では目立つ必要があったのかなぁ…。

因みに鹿の子は夏の季語です。

 

コメント
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