Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

夏至(ヒゲニジギンポ)

2016-06-21 19:05:37 | イソギンポ科

今日は二十四節気の夏至。これを書いている今19時を過ぎてますが、まだ外は十分に明るい感じです。

相変わらず夏全開の日が続いてますやんばるです。

水温もグイグイ上昇中で、湾内のポイントでは-20mくらいまでいっても27℃だったり…。

未だ台風の発生はなく、そろそろシリアスな状況になりつつあるような……。

アメリカ海洋大気局(NOAA)が、今夏以降サンゴの死滅につながる大規模な白化現象が起きる恐れがある、という分析結果を発表したのだとか。

う~~ん、まいったなぁ…。

風は南~南西。晴天。

〈イソギンポ科ヒゲニジギンポ属ヒゲニジギンポ Meiacanthus grammistes 16年5月9日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

学名種小名は『外科用の器具』のことなのだそう。

本種の何がどういう風に外科用器具に繋がるのか、よく解りません…。

しかもこれ、探っていくと不可思議な現象に出くわしたり。

grammistes はギリシャ語由来の言葉のようですが…

まず『grammistes 、意味』という二つのキーワードで検索してみると…

striped という言葉がヒットするのです。

striped は『縞模様の』という意味ですが、確かに本種は縞模様。

さらに本種と同じ学名種小名を持つ魚に、イチモンジハゼがいます。

このハゼは、頭から尾鰭にかけて筋模様。

striped には、縞模様の他に筋模様の意味もありますから、二種には共通点を感じたり。

しかしstriped と grammistes の繋がりが解らない…。

『grammistes 、和訳』とか『grammistes 、日本語』とかの組み合わせで検索しても『striped』がヒットする。

何だろう? 何とも不可思議な気分に捕らわれたり…。

 

コメント
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