世の中は
例の二人の国民栄誉賞で盛り上がっているようですが、じいは
全く興味なし!むしろ茶番劇に付き合わされた相手チームに同情するというか、こういう時こそ意地でも勝ちなさいよ
と逆に喝を入れたくなってしまうのですが(苦笑)松井選手、日本にいる頃は嫌いだったんだけど大リーグに行ってからは印象が
したんですよね。じい、よっぽど嫌いなんだなぁと思いましたわ~~何もかもが黒々しい読売巨人軍
アホらしいイベントには興味なし
今日は横浜へ行ってきました。副都心線と東横線が繋がったことでアチコチ本やらテレビやらで特集をやっている影響???まぁGWなのでそれでなくても普通に観光客が殺到するし~~
わざわざこんな時に行かなくても
と思ったのですが、突拍子もない閃きが得意なじいママの無責任な気まぐれ発言が出た!「中華街で中華を食べたい」の一声で行くことに……じい、他の目的を絡めて(笑)付き合いましたわ。まぁどこに行っても腹が立つくらい人!人!!人!!!特に食べ放題系やテレビで紹介した系のお店は凄い行列でした。伯母夫婦も連れていたし、じいもドカ食いできる年ではなくなったので
テキトーに見つけたお店で普通にコース料理を堪能~☆美味しかったけど、ちと八角が……利きすぎだったかな~~前に中国に行った時も最初のうちは中華三昧でらりほ~してたんだけど後半は八角の風味がきつくなったからな~~
そして、、、じいの一番の目的
神奈川近代文学館で開催されている井上ひさし展でした。会場入り口では2010年7月に行われたお別れの会で流された映像が公開。懐かしい舞台映像を見ることができます。じいが観たので流れていたのは「ロマンス」だけでしたが、アレは面白かったけど難しかったな~~
展示は3部構成、第1部が井上さんが作家になるまでの生い立ち、第2部が「吉里吉里人」や「きらめく星座」等書籍関係の読み解き、第3部が戯曲中心の読み解きという感じの内容でした。じいはやっぱり舞台から井上作品に入っているので戯曲のポスターやプロット、関連資料や初演パンフは堪らなかったですぅ~~「ムサシ」執筆中に使われていたという役者さんの顔が書かれた駒みたいな?もの、、、話には聞いていましたがコレが例の
実物を見られてニンマリ
人々が元々持っている悲しみや辛さを和らげる笑いを生み出すこと、、、フィクションでありながら膨大な資料で裏付けるリアリティ、それでいて難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く……ホント凄い資料なんですよね~~中にはじいも学生時代にお世話になった本が目録に含まれていて嬉しかったのですが(笑)ここまで立体的に裏付けされていたのかと感服するようなものもあって一緒にいたじいママも食い入るように見ていたのでこれは“本物”の心意気が込められているなと確信
しかも堅苦しいだけの専門的な目線だけじゃないんですよね~~その中に普通の人々の気持ちがきちんと汲み取られている……作品にも表れてますよね~~その優しさが。
作家になるまでの生い立ちも随所に後に生み出される作品に投影されているな~と思われる部分がいくつもありました。父・修吉さんの農民解放運動の書物だったり浅草のフランス座での経験だったり……検閲されて××や●●と書かれた書物、、、そういえば「組曲虐殺」でも出てきたな~とか東京裁判三部作でストリッパーの女性がいたな~とか
「吉里吉里人」や「きらめく星座」は恥ずかしながらまともに読んだことはないのですが、内容を知っていたら更に楽しめるだろうな~と思うような作品中に出てくる国の地図が描かれていたりして……東北地方が舞台でそこに原発やごみ問題、環境問題等々が出てくるんですよね~~何か震災やその後の東北のこと、井上さんが存命だったら何を表現されただろうか?と頭を過りましたね~~ある意味それは都市部に暮らすじいたちには重くて厳しい……優しく/易しく描かれているだけにね~~ズッシリと来ました
あともう1つ、生きていてくだされば……沖縄、長崎をどう描いたのか、「母と暮せば」というのが構想にあったそうですが(前にどこかでそんな話を読んだことがあるわ)「木の上の軍隊」も含めてね~~もっともっと書いてほしかったな~惜しい人を亡くしたな~と3年経ってもやっぱりね。。。
最後におまけ~♪元町商店街を歩いていたら防犯&防災のイベントをやっていました。ちょうどパレードのオープニングセレモニーに遭遇!1日警察署長の高田純次さんと1日消防署長の北原照久さんをナマで見たよーー