行ってきました~~広島公演!前の週の天気予報を覆す見事な内野晴れ 絶対にそうなると思っていたら本当にその通りになったので思わず苦笑 根拠のない自信 ま、夕方から予報より早い雨になってしまったのですが、桜の綺麗な時期に広島の街にいらしてくださって良かったな~と思いました
「幻蝶」地方公演のスタートを切った広島公演。公演が行われたのはアステールプラザ……申し訳ないけどいきなり辛口 所詮は“中区民文化センター”なんですよね~~自治体の公共施設にありがちなショボさと殺風景な内装 トイレなんぞ個室2つ、しかも同フロアの区立図書館と共用、一向に動く気配のない長蛇の列……客席数を考えたらどう考えても捌ききれないでしょ~~ ま、内装は商業演劇の劇場にあるような無駄なゴージャスさは要らないと思うけど……そう考えると程よい味わいのある兵庫県立芸術センターは良い劇場だったな~と。でも音響は良かったです 歌手やオケのコンサートの広島公演というとココが使われることが多いみたい ま、音響で定評があるのはALSOKホールですが(←古いけど評判イイので壊さなかったとか)アステールも悪くはなかったですね~~クリエでずっと気になっていたBGMの音の割れが全くなかったので心地よかったです しかもこういうホールでの公演ならではの耳福 戸塚さんと吉永さんの「モナリザ」デュエットが響く響く!!!ミュージカルだと確実にマイクを通した声になるであろう素敵な歌声がナマ声で堪能~~しかも大ホールを意識した演出だったのか演じ方だったのかは分かりませんが伸ばし気味の歌い方がこれまた萌え要素満載で いや~~このシーンは作品の世界観そっちのけで腰が砕けました
ただ、、、1000人規模の大ホールでこの演目の上演が似合うかどうか……少し微妙だったかな 劇場に合わせた演出にしたのか……いや、気のせいなのかもしれませんが、役者さんたちの動きやセリフが大きく見せよう見せようとしているように感じたんですよね~~それが時として不自然に感じることがありました。しかも音の響きがいいのも良いような悪いような 役者さんたちの声がズンズン響いてくるのは堪らないのですが(←またもや萌えフィルター炸裂!内野さんの声が響きまくっているトコに胸キュン)大ホールということで声が共鳴しすぎるんですよね~~しかもミュージカルみたいな舞台ならちょうどいいのかもしれませんが、ストプレの凝縮した世界観の味わいが全く出ていない。セリフの空気感や登場人物たちの醸し出す雰囲気が散漫しているのがちょっと…… そういう意味ではクリエ程度のハコがちょうど良いのかもしれません←狭いし地下だし好きじゃないけど(苦笑) なので、アステールでも中ホールの方でやれば良かったのに!とも思いましたが、どうしても限られた公演数と場所で出来る限り多くの方々に観ていただきたいとなると無理ないのかな~と 他の地方公演もこんな感じになるのかな???
今回のお席は3列下手側でしたが、サイドブロックは1列目がないので実質2列目……お気に入りの下手、しかもこんな前で観られるというので遠征を決めたわけですが ちゃんと千鳥になっているのでとても観やすいお席でした。舞台は当然ながらクリエよりも大きいわけで、それに合わせた尺で作られたのかな 横に広がっていたように感じました。なので、標本箱セットの枠……下側の枠が左右2メートルあって真ん中の部分はなし。そして枠の高さまで板が上げてあってそこで芝居が展開されるので枠の内側という感覚がなくてとても観やすかったです。ただ、舞台と最前列の間が帝劇のオケピぐらい 空けられていたので、全体的に奥まった印象がありましたね~~おかげでクリエでは前すぎた3列目でも全体の雰囲気が味わえたのでちょうど良かったのですが、遠いな…と感じたのもホント。これはこれで良かったんですけどね~~遠近両方の魅力が味わえたので。あ、、、スモークサーモンの気持ちは味わえなかったです(笑)かろうじて戸塚さんのタバコの煙のにおいが分かったくらい 空調のせいなのか煙関係は上手の方に流れていました。
冒頭からいきなり涙腺ツボ直撃。プロローグ的シーン→農家を覗き見したのがバレて真一と逃げ回る戸塚さん……その姿を見て何か無性に嬉しくてねぇ~~この時の音楽が「いよいよ始まるんだぞ」と感じさせてくれるので気持ちを高揚させるんだと思いますが、何故かウルウルしちゃって 何故、っていうかそのワケは分かっていますが、これは心の中に留めておきまする。その後は気持ちよく笑えましたね~~例のシーン、脱ぎっぷりは勢いありすぎてヲイヲイ でしたが真一へのちょっかいは控えめに お尻チュッ も1回だけだったし。でも隣に座っていた人はヒャー!と悲鳴に近い声でビックリしていた模様…。その後に自分が脱ぎ捨てたらくだシャツ?を着る場面、、、今回はかなり苦戦していた 一生懸命袖を整えて頭を突っ込む部分を探している姿がカワユス 真一と喋っている時もまだ手が袖から出てなくてモゾモゾしてました
今回の幻蝶、真一の立場で観ていた部分があったんですよね~~こんなことは初めて。そのせいなのか 戸塚さんに対して物凄く身勝手な部分を感じたんですわ。4人でシロギフ探しをする場面で真一が「鬱蒼とした森を抜けると…」と語るところで「シロギフは必ずこの山のどこかにいる」と遠くを見つめる4人……特に戸塚さんの目はシロギフの存在を実は信じていなかったとか真一の為を思ってとかそういうことではなくて、戸塚さん自身が蝶の虜になっていて、普通の人生を送ることができない性のどうしようもない人間のくせに、それでも身近な幸せが欲しくて、でも最後まで責任を持つ覚悟がない、その弱さが切なくて哀しくて腹が立つのにどうしようもなく愛おしい正直な人間性に堪らなく惹かれてしまう悔しさ。戸塚さんが真一に激昂した後に強烈な頭痛に襲われ、廃屋に戻った時に自分の運命を悟る目、真一にシロギフを探すまで諦めないと言い張る姿、そしてシロギフの居場所に見当をつけた後に真一と真を混同する場面、、、凄く凄く可哀想なんですよ。悲しくて悲しくてたまらないはずなのに、無性に腹が立って仕方がない……何て勝手な男なんだ、自業自得じゃないか、こんなヤツは救いようもない大馬鹿者だからどうしようもない、そんな反発と愛情がごっちゃになりながら観ていました。どちらの気持ちも本物だったと思うんですよね~~蝶探しの情熱も真クンへの愛情も。普通なら蝶探しの方を諦めて現実の世界に責任を持つことがあるべき大人の姿なんだろうけど……そうではない“分別のなさ”が罪であり魅力でもある。戸塚さんが出来る精一杯のこと……それが報われない現実の切なさがあるんだと思うし、報われる現実が“幻蝶”なのかもしれないし
安藤さんが病室で「あなたたちみたいな人間は社会に責任を負えないクズだ」と批難する場面があるけど、コレって戸塚さんが奥さん?あるいは周りの人たちに言われ続けてきたことではないかと思いましたね~~何か言われ慣れていてスルーするような感じの表情だったので。いつもならその場をやり過ごしていたのかもしれませんが、今回は逃げずに向き合おうとした ま、安藤さんの本心の中に“可能性”を見つけていたのかもしれませんが……「お前も来い」と言って病室から出て行く時、安藤さんに背を向けてドアに向いた瞬間にニンマリの笑顔。負けない!という静かな闘志と受け止めてやる!!という器の大きさが表れていたような??? そんな風に感じたせいなのかな~~安藤さんとの抱擁シーン、コレ、安藤さんのためではなく戸塚さんのためのもののように見えました。戸塚さんのどうしようもない思いが溢れていたような気が……。
他人だからこそ成り立った関係なんだな~と思いましたね~~戸塚さんと真一。戸塚さんは真一によって、真一は戸塚さんによって救われた……実の親子なら決して成り立たなかった自他共に対するエゴ丸出しの愛情ではないかと。最後に瀕死の戸塚さんを連れ出すところも真一だからこそ出来たこと……戸塚さんの不器用だけど愛情に満ちた、それでも許されない身勝手さ、、、それを全て真一が受け止めて背負ってくれたことで戸塚さんは幸せに旅立てた。でもズルイよね……残された真一のことを思うと。戸塚さんが倒れて運ばれる時、真一は動けなくなって廃屋の奥=カーテンの向こうの自分のエリアにうずくまって震えるだけで何もできない。それが最後は止める吉永さんを押しのけ、村木を脅迫(笑)し、戸塚さんを連れ出して、シロギフを見つける……ってか夢の中の出来事ですが 真一が戸塚さんの亡骸を廃屋と共に火をつけて葬ったこと、、、演出の白井さんが雑誌のインタでその選択肢に疑問を投げかけていましたが、じいは「真一はそうすることしかできなかった」のではないかと思ったんですわ。多分、真一の中に戸塚さんは一生生き続けるはずだし、真一の生きる糧になるはず、でもそれでは割り切れない戸塚さんへの思い、恋しくて会いたくて泣きたくなる思いもあって、全てを背負って前に進むためには火をつけて全てを燃やさなければならなかったのではないか……廃屋から出て行く時に振り返ってちょっぴり微笑むんですよね~~真一が。その表情に二重の思いが溢れているような気がしました。ラストで戸塚さんを探すかのように振り向き遠くを見つめて、そして最後に標本箱の枠の外に一歩踏み出す……ちょうど目の前のお席だったということもあって完全に真一の目線と重なり合っていたので尚更だったのかもしれませんが、いつもなら号泣しまくる廃屋シーンで火と共に涙が乾くはずがここに来て再び涙腺が決壊!!!ここにきて泣くなんて初めてだわさっっっ もう終わるのにどうしてくれる~~焦りましたわ
カテコは東京公演の日曜カテコと同じく3回終わった後もまだ拍手が止まずに客席ほぼオールのスタオベ そしたら何と何ともう1回幕が開いたんですぅ~~皆さん満面の笑顔 3回目の時は緩やかな内野バイバイ+下向きのバイバイ←東京楽の時と同じやつだったのですが、4回目はスタンダードな(爆!)元気いっぱいの内野バイバイ を幕が下りるギリギリまで、そして最後は体育座りっぽく膝を抱えた感じで手を組んでいたのがチラッと。幕が全開してめいいっぱい手を振ってくださった時には「広島~」って言ってくださったんですぅ~~ もうぅ~~嬉しくて嬉しくて それに客席の雰囲気が凄く良くて気持ちよく観劇できたんですよね。話の流れに合わせて自然に笑って泣いて……そしてこの盛り上がり!「幻蝶」をこんな風に受け止めて歓迎してくれた広島の方々にも感激しました。ほ~~んと良い公演でした
「幻蝶」地方公演のスタートを切った広島公演。公演が行われたのはアステールプラザ……申し訳ないけどいきなり辛口 所詮は“中区民文化センター”なんですよね~~自治体の公共施設にありがちなショボさと殺風景な内装 トイレなんぞ個室2つ、しかも同フロアの区立図書館と共用、一向に動く気配のない長蛇の列……客席数を考えたらどう考えても捌ききれないでしょ~~ ま、内装は商業演劇の劇場にあるような無駄なゴージャスさは要らないと思うけど……そう考えると程よい味わいのある兵庫県立芸術センターは良い劇場だったな~と。でも音響は良かったです 歌手やオケのコンサートの広島公演というとココが使われることが多いみたい ま、音響で定評があるのはALSOKホールですが(←古いけど評判イイので壊さなかったとか)アステールも悪くはなかったですね~~クリエでずっと気になっていたBGMの音の割れが全くなかったので心地よかったです しかもこういうホールでの公演ならではの耳福 戸塚さんと吉永さんの「モナリザ」デュエットが響く響く!!!ミュージカルだと確実にマイクを通した声になるであろう素敵な歌声がナマ声で堪能~~しかも大ホールを意識した演出だったのか演じ方だったのかは分かりませんが伸ばし気味の歌い方がこれまた萌え要素満載で いや~~このシーンは作品の世界観そっちのけで腰が砕けました
ただ、、、1000人規模の大ホールでこの演目の上演が似合うかどうか……少し微妙だったかな 劇場に合わせた演出にしたのか……いや、気のせいなのかもしれませんが、役者さんたちの動きやセリフが大きく見せよう見せようとしているように感じたんですよね~~それが時として不自然に感じることがありました。しかも音の響きがいいのも良いような悪いような 役者さんたちの声がズンズン響いてくるのは堪らないのですが(←またもや萌えフィルター炸裂!内野さんの声が響きまくっているトコに胸キュン)大ホールということで声が共鳴しすぎるんですよね~~しかもミュージカルみたいな舞台ならちょうどいいのかもしれませんが、ストプレの凝縮した世界観の味わいが全く出ていない。セリフの空気感や登場人物たちの醸し出す雰囲気が散漫しているのがちょっと…… そういう意味ではクリエ程度のハコがちょうど良いのかもしれません←狭いし地下だし好きじゃないけど(苦笑) なので、アステールでも中ホールの方でやれば良かったのに!とも思いましたが、どうしても限られた公演数と場所で出来る限り多くの方々に観ていただきたいとなると無理ないのかな~と 他の地方公演もこんな感じになるのかな???
今回のお席は3列下手側でしたが、サイドブロックは1列目がないので実質2列目……お気に入りの下手、しかもこんな前で観られるというので遠征を決めたわけですが ちゃんと千鳥になっているのでとても観やすいお席でした。舞台は当然ながらクリエよりも大きいわけで、それに合わせた尺で作られたのかな 横に広がっていたように感じました。なので、標本箱セットの枠……下側の枠が左右2メートルあって真ん中の部分はなし。そして枠の高さまで板が上げてあってそこで芝居が展開されるので枠の内側という感覚がなくてとても観やすかったです。ただ、舞台と最前列の間が帝劇のオケピぐらい 空けられていたので、全体的に奥まった印象がありましたね~~おかげでクリエでは前すぎた3列目でも全体の雰囲気が味わえたのでちょうど良かったのですが、遠いな…と感じたのもホント。これはこれで良かったんですけどね~~遠近両方の魅力が味わえたので。あ、、、スモークサーモンの気持ちは味わえなかったです(笑)かろうじて戸塚さんのタバコの煙のにおいが分かったくらい 空調のせいなのか煙関係は上手の方に流れていました。
冒頭からいきなり涙腺ツボ直撃。プロローグ的シーン→農家を覗き見したのがバレて真一と逃げ回る戸塚さん……その姿を見て何か無性に嬉しくてねぇ~~この時の音楽が「いよいよ始まるんだぞ」と感じさせてくれるので気持ちを高揚させるんだと思いますが、何故かウルウルしちゃって 何故、っていうかそのワケは分かっていますが、これは心の中に留めておきまする。その後は気持ちよく笑えましたね~~例のシーン、脱ぎっぷりは勢いありすぎてヲイヲイ でしたが真一へのちょっかいは控えめに お尻チュッ も1回だけだったし。でも隣に座っていた人はヒャー!と悲鳴に近い声でビックリしていた模様…。その後に自分が脱ぎ捨てたらくだシャツ?を着る場面、、、今回はかなり苦戦していた 一生懸命袖を整えて頭を突っ込む部分を探している姿がカワユス 真一と喋っている時もまだ手が袖から出てなくてモゾモゾしてました
今回の幻蝶、真一の立場で観ていた部分があったんですよね~~こんなことは初めて。そのせいなのか 戸塚さんに対して物凄く身勝手な部分を感じたんですわ。4人でシロギフ探しをする場面で真一が「鬱蒼とした森を抜けると…」と語るところで「シロギフは必ずこの山のどこかにいる」と遠くを見つめる4人……特に戸塚さんの目はシロギフの存在を実は信じていなかったとか真一の為を思ってとかそういうことではなくて、戸塚さん自身が蝶の虜になっていて、普通の人生を送ることができない性のどうしようもない人間のくせに、それでも身近な幸せが欲しくて、でも最後まで責任を持つ覚悟がない、その弱さが切なくて哀しくて腹が立つのにどうしようもなく愛おしい正直な人間性に堪らなく惹かれてしまう悔しさ。戸塚さんが真一に激昂した後に強烈な頭痛に襲われ、廃屋に戻った時に自分の運命を悟る目、真一にシロギフを探すまで諦めないと言い張る姿、そしてシロギフの居場所に見当をつけた後に真一と真を混同する場面、、、凄く凄く可哀想なんですよ。悲しくて悲しくてたまらないはずなのに、無性に腹が立って仕方がない……何て勝手な男なんだ、自業自得じゃないか、こんなヤツは救いようもない大馬鹿者だからどうしようもない、そんな反発と愛情がごっちゃになりながら観ていました。どちらの気持ちも本物だったと思うんですよね~~蝶探しの情熱も真クンへの愛情も。普通なら蝶探しの方を諦めて現実の世界に責任を持つことがあるべき大人の姿なんだろうけど……そうではない“分別のなさ”が罪であり魅力でもある。戸塚さんが出来る精一杯のこと……それが報われない現実の切なさがあるんだと思うし、報われる現実が“幻蝶”なのかもしれないし
安藤さんが病室で「あなたたちみたいな人間は社会に責任を負えないクズだ」と批難する場面があるけど、コレって戸塚さんが奥さん?あるいは周りの人たちに言われ続けてきたことではないかと思いましたね~~何か言われ慣れていてスルーするような感じの表情だったので。いつもならその場をやり過ごしていたのかもしれませんが、今回は逃げずに向き合おうとした ま、安藤さんの本心の中に“可能性”を見つけていたのかもしれませんが……「お前も来い」と言って病室から出て行く時、安藤さんに背を向けてドアに向いた瞬間にニンマリの笑顔。負けない!という静かな闘志と受け止めてやる!!という器の大きさが表れていたような??? そんな風に感じたせいなのかな~~安藤さんとの抱擁シーン、コレ、安藤さんのためではなく戸塚さんのためのもののように見えました。戸塚さんのどうしようもない思いが溢れていたような気が……。
他人だからこそ成り立った関係なんだな~と思いましたね~~戸塚さんと真一。戸塚さんは真一によって、真一は戸塚さんによって救われた……実の親子なら決して成り立たなかった自他共に対するエゴ丸出しの愛情ではないかと。最後に瀕死の戸塚さんを連れ出すところも真一だからこそ出来たこと……戸塚さんの不器用だけど愛情に満ちた、それでも許されない身勝手さ、、、それを全て真一が受け止めて背負ってくれたことで戸塚さんは幸せに旅立てた。でもズルイよね……残された真一のことを思うと。戸塚さんが倒れて運ばれる時、真一は動けなくなって廃屋の奥=カーテンの向こうの自分のエリアにうずくまって震えるだけで何もできない。それが最後は止める吉永さんを押しのけ、村木を脅迫(笑)し、戸塚さんを連れ出して、シロギフを見つける……ってか夢の中の出来事ですが 真一が戸塚さんの亡骸を廃屋と共に火をつけて葬ったこと、、、演出の白井さんが雑誌のインタでその選択肢に疑問を投げかけていましたが、じいは「真一はそうすることしかできなかった」のではないかと思ったんですわ。多分、真一の中に戸塚さんは一生生き続けるはずだし、真一の生きる糧になるはず、でもそれでは割り切れない戸塚さんへの思い、恋しくて会いたくて泣きたくなる思いもあって、全てを背負って前に進むためには火をつけて全てを燃やさなければならなかったのではないか……廃屋から出て行く時に振り返ってちょっぴり微笑むんですよね~~真一が。その表情に二重の思いが溢れているような気がしました。ラストで戸塚さんを探すかのように振り向き遠くを見つめて、そして最後に標本箱の枠の外に一歩踏み出す……ちょうど目の前のお席だったということもあって完全に真一の目線と重なり合っていたので尚更だったのかもしれませんが、いつもなら号泣しまくる廃屋シーンで火と共に涙が乾くはずがここに来て再び涙腺が決壊!!!ここにきて泣くなんて初めてだわさっっっ もう終わるのにどうしてくれる~~焦りましたわ
カテコは東京公演の日曜カテコと同じく3回終わった後もまだ拍手が止まずに客席ほぼオールのスタオベ そしたら何と何ともう1回幕が開いたんですぅ~~皆さん満面の笑顔 3回目の時は緩やかな内野バイバイ+下向きのバイバイ←東京楽の時と同じやつだったのですが、4回目はスタンダードな(爆!)元気いっぱいの内野バイバイ を幕が下りるギリギリまで、そして最後は体育座りっぽく膝を抱えた感じで手を組んでいたのがチラッと。幕が全開してめいいっぱい手を振ってくださった時には「広島~」って言ってくださったんですぅ~~ もうぅ~~嬉しくて嬉しくて それに客席の雰囲気が凄く良くて気持ちよく観劇できたんですよね。話の流れに合わせて自然に笑って泣いて……そしてこの盛り上がり!「幻蝶」をこんな風に受け止めて歓迎してくれた広島の方々にも感激しました。ほ~~んと良い公演でした