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日常

地震

2011-03-12 22:45:45 | 生活
2011年3月11日金曜日、ものすごい地震が起きた。
その翌日に、ネットが通じるのでこうして記入している。

地震が起きた直後、携帯電話は通じにくくとも、メールは通じるんですね。これは驚きでした。
いまもこうしてネットは安定的につながる。
でも、きっとこのネット回線がつながらなくなると、パニックが起きるんだろうなとも思う。
とくに、都市のような巨大情報社会はなおさら。

今朝、ヤマトの宅配便のひとが普通に宅配して持ってきたのにはさらに驚きました。


Twitterを見てみたら、情報の洪水。
頭が痛くなりそうなので、しばらくネットは見ずにテレビの情報に頼ろうと思います。
あまり電気も無駄使いするのもよくないですし、最小限で手短に。
(原子力の件も心配ですね。天変地異は人間の「想定」なんてはるかに超えます。)


地震、津波、火事・・・それらで命を落とされた方のご冥福をお祈りします。
ひとりの医療者として、この事実は自分の胸に突き刺さります。
日々、一人一人と向き合う人間としては、一気に千人規模で亡くなるのは、想像を超えます。

そして、自分としては、身の回りの範囲でできることをやりたいと思ってます。
みなさんのことも、ご無事を祈ってます。

4 コメント

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地震 (YUTA)
2011-03-29 01:48:34
酷い災害が起こってしまいましたね。今回の地震と津波は余りにも大きかった。どれだけの人が家族を喪い、家を失ったのか。唖然とすると同時に「運命」というものに怒りをぶつけたくなる。

食料が届かずに飢えている人、凍死しそうな人に「祈ってます」とか「頑張って」とか言うことの虚しさを思えば、これまでネット上で地震について何も書けませんでした。ずっと続いている余震と放射能の恐怖も被災者を苦しめています。これほどにも残酷で悲惨な世界で生きなければならないという苦悩を解消できるものはなく、どんな科学技術でも高尚な思想でも津波にさらわれた人々を返すことはできない。

自衛隊員をはじめ被災者の救助に必死で取り組んでいる人には、本当に深い敬意を捧げたいと思います。しかし多くの犠牲者とその遺族たちが味わった恐怖と絶望は不条理としか言いようがありません。それでもこの世で生きていくとするなら、個人としても国家としても、決定的な変化が必要でしょう。
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ご無事なようで安心しました。 (いなば)
2011-03-29 21:38:16
>>>YUTAさま
おひさしぶりです。
ご無事そうでなによりです。
色んな意味で、生きているとは、すごいことなのだと思っています。


自分も、何か言っていいのか、書いていいのか、ひどく迷いました。
何か言えば、『それは当事者の苦しみを冒とくしている。あまりに安全地帯から言っている配慮のない発言だ。あなたは当事者のつらさやかなしみを何もわかっていない。自粛せよ。』と言われるのではないかと思い、恐れました。
何かを書くべきか、何も書かないべきか、あたりさわりのないことを書くべきか、書かざるべきか・・・ぐるぐるとほんとうに迷いました。
ただ、結果としては書きました。葛藤がありました。
ただ、生きている内に、書きたいと思ったのも事実です。


今回の出来事は、僕らの根源的な生き方そのものの改変を迫られていると思いますね。
「人間がエネルギーを使いすぎ、自然を破壊したからこういうことが起きたのだ」というような因果関係で、こんかいの出来事をとらえたくはありません。 
もちろん、僕らが反省する事は多くあります。人間は危険なこともしてきました。
ただ、人間がつくる因果関係を遥かに超えた世界が、自然だし、自然の中で生まれ、生かされている以上、安易に因果関係で結びつけたくはないです。

作家の田口ランディからも、意見を求められました。
『「いま、私は何を考えているか」を集めてネットに発表するので、あなたの立場から400文字くらいで書いてください』、と。

言葉にできないのは誰もが承知です。何を書くべきか、書かざるべきか、困惑しています。ただ、求められた以上、考えています。

できることをやる。いまの自分の日常を続ける。それは大前提です。その上で・・・悩み、考えています。
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Unknown (YUTA)
2011-03-30 03:22:01
そういえば、生存報告をまだしていませんでしたね。私も周りの人間も無傷で済みました。普段ブログやtwitterを書いている人は、何かしら書くことが生存報告になるので、やはり何か書くのが良かったと思います。それに、自分の怖かったことを話し合うと落ち着く面もあるでしょう。

実は、この地震とその対応について書きたいことはたくさんあります。たとえば、なぜ日本には非常事態法がないのかとか、ガソリン不足なのだから仮設住宅は一ヶ所に集中させろとか、東電の社長と会長は出て来いとか、世界中から届いた応援についてとか、義援金は被災者に届くのかとか、自分がハイチ大地震や四川大地震やインド洋大津波の犠牲者には無関心だったとかです。しかし、今は論じている時期ではないと思いました。それにしても、意見を発表するとしたら400字は短すぎますね。困惑しておられるということですが、書かれるなら字数をオーバーしても思いを伝えてほしいです。

>色んな意味で、生きているとは、すごいことなのだと思っています。

そうなんですよね。生が通常で死が異常だと思っているから恐怖がある。生物こそ、物質的な立場からすればとんでもない異常なものなのに。それくらいの大転換を要求されているのかと唖然とします。
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風化させないように (いなば)
2011-03-31 11:33:12
>>>YUTAさま
>それに、自分の怖かったことを話し合うと落ち着く面もあるでしょう。

それは感じましたね。
ひとりでもんもんと考えているより、無駄話でもいいからひとと話すと、内部で混沌としている何かが外に出て薄まっていくような感覚はありました。

この地震と対応について、ちゃんとしたFeedbackが働くといいですよね。いろんな改善点を次回に生かせるような仕組みに。
ただ、今の仕組みだと、それこそ無責任体質の中で雲散霧消してしまいそうで・・、それはイヤですよね。何かしらの形でしつこく言い続けるしかないんだろうとは思います。



>それにしても、意見を発表するとしたら400字は短すぎますね。

実際、1500文字くらいになってしましましたが、なんとか書ききりました。ネットで掲載されたらまたお教えします。(ランディさんが、全員の文章量を集めると多すぎてブログにアップできなかったらしく、ガジェット通信というネット上でいろんな情報発信しているところで、全員まとめて掲載されるみたいですが・・)。


今回のことは、いろんな意味で風化させないようにしないといけないですよね。

原発もエネルギー問題も地震のような災害も・・・自分の問題とならないと、自分に関係がないとなかなか本気で取り組まない問題でもありますが、今回は日本全体がなにかしら影響を受けていて、強い関係性を持ちましたし。今後も関係性をなくさずに、エネルギー問題ふくめて関係性を持ち続けていきたいと思います。
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