日常

2016年 仏生山温泉

2016-11-15 18:29:12 | 生活
高知のことをUpして思い出しましたが、その前に香川の仏生山温泉へと1年ぶりに訪れていた様子を書いていませんでした。
四国は九州と同じく大きな島だからか、本州とは違う精神性が流れていて楽しい。

ちなみに、仏生山温泉の泉質は、自分の中で最高だと思う。それほど水の性質が素晴らしい。

<参考>
香川 仏生山温泉(2015-11-09)
(→去年の記録です)


ブッダが目指したニルバーナ(涅槃)は、安らぎのこと。中村元先生が素晴らしい訳語をあてられた。
温泉で癒され、体も心もゆるみ、極楽極楽・・・と感じるのは、まさにニルバーナ(安らぎ)だと思う。

香川の仏生山温泉には1年ぶりに入ったが、改めて泉質がすばらしいことを身体感覚で思い出した。
水が生き物のように体にまとわりついてくる。

先日、自分が子供のころの「水」に最初に触れたときの体験を思い出していたのだが、おそらく最初に身体記憶として残っているのは、水に触れたとき「これは生き物か?!」と思った記憶だった。
水に対する固定観念がなかった子供のころ、水は生き物として自分は受け取った。そのことを今でも大切にしている。
→□はじまりの記憶(2016-08-11)






仏生山温泉は建物の空間も素晴らしく、温泉共々体が喜んで、ゆるむ。














仏生山温泉からすぐ近くにある<へちま文庫>の古書のセレクトは素晴らしい。



東京から香川に行く時、飛行機から見た香川は、まるで暗号かナスカの地上絵のように見えた。






松田惠美子先生のボディーワーク。
松浦裕さんの食事とのコラボでの開催。
心技体すべてが整う。

松田恵美子の身体感覚講座

松田恵美子「身体感覚を磨く12カ月」ちくま文庫(2010/7/7)


つむぎや(金子健一、マツーラユタカの2人からなるフードユニット)

和食パスタ100 主婦と生活社 (2011/3/4)


和食つまみ100  主婦と生活社 (2016/6/10)


らく麺100 主婦と生活社 (2014/7/18)


フライパンひとつあればいい! つむぎやの男子弁当部 河出書房新社 (2009/9/15) 
































体も心も整い、また東京でのハードな日々に励めます。
仏生山の方々、本当に有難うございました。
また必ず伺います。

文豪のように、原稿を書くために温泉場に泊りこみしたいなぁ。
きっと身体感覚に根ざしたいい原稿が書けそうな気がする。








カフェ・アジールの敷地内にあるサーカス図書館。
オール・レ・ミュール(フランス国立大道芸サーカス情報センター)の日本特派員でもあり、瀬戸内サーカスファクトリー代表理事の田中未知子さんが、日本初の“現代サーカス”という芸術を発信するための拠点として作られたとのこと。なんと面白い試み!!

カフェ・アジールも古民家のしつらえが素晴らしいカフェでした。

cafe asile 仏生山カフェ・アジール
サーカス図書館 / ビブリオ・シルク in 仏生山 Bibliotheque des Arts du Cirque a Busshozan



最後に。
お泊まりさせてもらった仏生山まちぐるみ旅館にて、「山田脩二 日本旅 1961-2010」や猪熊弦一郎さんの画集を見ながら眠りにつく。


仏生山まちぐるみ旅館 縁側の客室