観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

「国家の実力」二章・三章と自分なりの考察

2011-07-03 14:38:49 | 政策関連メモ
二章

→日本人論が面白い(東北人の気質も書かれている)。昔から言われていることではあるが、リーダーの問題は日本の永遠の課題かもしれない。

→天皇制に関しては、ある程度考え方が近いような気もする。天皇制支持。男系優先。ただし、この本には書かれていないが、自分は、男系絶対(宮家の復活)は考えていない。

三章

→危機管理はスピード。菅政権は会議ばかりやっているとの指摘。これは報道でも言われていたが、危機管理専門家からの指摘は重い。会議好きは全共闘世代・市民団体の特徴との指摘(渡部氏)あり。責任を取りたくないのだろうという指摘。これも報道で普通に言われている。

→非常時には立ったまま会議をやれという指摘(111p)も面白い。

その他、危機管理とスピード・日本人論などで自分なりに考えてみると・・・。

がれき撤去は進んだが、車の山・魚の腐敗臭…(2011年6月14日14時48分 読売新聞

>気仙沼市上空の高度1000メートル以上でハッチを開けると、魚の腐ったようなにおいが鼻を突いた。同市によると、水産加工施設から流れ出るなどした魚類が腐ったまま放置されているためという。最近は、気温の上昇で腐敗も進み、そのにおいが上空まで立ちこめていることに驚いた。

瓦礫撤去はそれなりに進んでいるようだが、言われたことだけになっていないか?常識的に考えて、津波被害があったら気をつけるべきは衛生面ではないだろうか?誰かが問題が起きたら責任を取るということで、さっさとやってしまった方がいいことというのは確実にある。後で何か言ってくる人もいるかもしれないが、日本人(東北人)の気質からして杞憂に近いところはありそう。

危機管理面で分らないのは、大槌町など役場の機能が大打撃を受けたところ。あまり大っぴらに議論できない雰囲気はあるかもしれないが、重要なことと思う。気にはなっているが、ちょっと論評のしようがない。