前に少し言及した「「自動運転」が拓く巨大市場」(井熊均 日刊工業新聞)で、都心回帰でと携帯の伸張でマイカーを所有する郊外の生活の魅力が減じ、自動車は実用志向になってくる中、BMWは単に自動車としての性能を誇るだけでなく、価値観やライフスタイルを問いかけた結果、高価格帯で販売台数を伸ばした。自動車のある魅力ある生活をアピールするべきとあるのを読んで(要因4:相対的な魅力の低下)、あぁなるほどと思っていたのですが、東京一極集中の流れに逆らうためには、田舎に住んだ方が楽しいぞ、いいぞとアピールすることがひとつの方策だと思うんですよね(仕事のあるなしはありますがそれはさておき)。
それはやっぱり東京に比べたら過密でないということに尽きているんだろうと思います。東京でも郊外は土地はそれなりにあると思いますが、通勤・通学がきつくなりますし、都心に住んだら必然的に広々した土地は望めません(インドア派にとっては何でもないのですが)。ですから、やはりスポーツでありレジャーかなという気はしますね。
クオリティ・オブ・ライフ(ウィキペディア)
>クオリティ・オブ・ライフ(英: quality of life、QOL)とは、一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。QOLの「幸福」とは、身心の健康、良好な人間関係、やりがいのある仕事、快適な住環境、十分な教育、レクリエーション活動、レジャーなど様々な観点から計られる。
QOLなら大都会に勝っている(趣味はひとそれぞれですが)、そんな街づくりを愛媛では目指すべきではないかと思います(筆者がインドア派なのは目を瞑ってください)。
で、そういった趣旨で記事をこれから書いていこうと思っているのですが(ま~た溜まっているネタを脇において新しいのを始めたとか、そういうことは言わないでほしいと思います)、手始めに久万高原×スキーはどうだろうかと考えました。
スキーは衰退しているとも言いますが、検索したら復活の鍵を考えているページがヒットしてなるほどと思いました(スキーはもうオワコンなの?衰退の原因と復活へのカギを考えてみた 2016-02-15 あいむあらいぶ)。
①衰退の原因はスキーがお金がかかることで、仕送りが減っている(少子高齢化の影響でしょうか?)から、スキー人口が減ったと推測し、リフトや交通費を無料化した事例が紹介されています。その他いろいろプロが考えた施策が紹介されていますが、それはリンク先を見てもらうとして、先に進みます。
②インバウンド狙い。久万高原なら、冬の(道後)温泉とスキーでしょうか。この連携は国内旅行でもいけるかも。雪の降らないアジア客狙いで、わざわざスキーで四国というのがやや苦しいですが、あってもいいのかなと思いますね。松山城もありますし、城はまずまず人気みたいです(例えば、インバウンド人気観光地ランキング19位「松本城」の人気の理由・インバウンド対策とは 訪日ラボ)。雪の降らない南国の方にプラススキーはあると思いますが、スキーはある程度上手くなってからのところがあるかもしれませんが、雪遊びができると面白いかもしれません(雪上走って爽快感!タイからのツアー客、お目当ての雪遊び満喫 河北新報 2018年02月13日火曜日)。ちょっと趣旨から外れましたが、冬に久万高原に来てもらえるなら、何でもいいところはあると思います。やはりレジャーですから、如何に楽しんでもらうかでしょう。
課題はアクセスですね(松山―台北 チャーター便 エバー航空が11月 県、定期化に期待 日経新聞 2017/9/22 6:00)(日本でのスキー・スノボは訪日台湾人観光客にも人気 訪日ラボ 2016年04月15日)。スキー行くなら北海道に行くんでしょうから、これは中々難しいところです(近いとか、混雑してないとか???)。
③フリースタイルスキー。人気らしいです(近年爆発的な人気「フリーライドスキー」入門 - NAVER まとめ)。
フリースタイルスキー(ウィキペディア)
>フリースタイルスキー(英: Freestyle Skiing)は、スキーで滑走しながらエア等の曲芸を行ったりするスポーツである。
>モーグルやエアリアルを始めとした競技としての側面と、フリースキーやフリーライドあるいはニュースクールと呼ばれるようなエクストリームスポーツとしての側面を持つ。
エクスストリームスポーツはFISE広島大会(フランスと広島1)で取り上げました。
フリースタイルスキーヤー、フリースキーヤーのポータルサイト Re-Ski
'13-'14 フリースタイルスキー パークセレクション ~Freeskiing Park selection~
・・・現状で久万高原でこういうことをやれるかどうかは知りません。既存のお客さんは?となるかもしれませんしね。まぁでもスノボに次ぐ波らしいので。
>まとめ)欧米やオーストラリアなどでは、スキーリゾートは基本的に日常空間からは遠いところにあり、長期滞在を前提としてお金をかけてゆっくり楽しむスポーツでした。例えば、アメリカ人は1回あたり平均7日間滞在するそうです。これに対して、日本は国土が狭く、思い立てば車で2時間、3時間の近場のところに、日帰りでスキーを行ってきて楽しめる環境にあります。バブルの時のような熱狂はもう起こらないだろうけど、気軽に行って、気軽に帰って来れる。
働き方改革で日本人の余暇が増えたら、あるいは長期滞在でスキーリゾートも有り得るかもしれませんが、北海道に行くのかな、どうだか知りませんが。
以下、自分で幾つかアイディアを考えてみます。
まず、アクセスは昔に比べれば良くなっていると思います(松山河川国道事務所/道について/R33 三坂道路)。
久万高原観光のおもてなしポータルサイトくまこいネットによれば、冬のお勧めはこんな感じ(http://www.kumakoi.net/uploads/photos0/15.pdf)。
今時の子はスマホが手放せないので、スマホの雪山対策をサポートすることで、若者がスキーをし易くなるかも(雪山でスマホを使う場合の傾向と対策 ヤマレコ)(スキーにスマホを持っていく時の注意点 スキー場では防水&結露対策も コウキシン)。
スキーは生涯スポーツですが(統計データから見るスキー・スノーボードの参加人口 リサーチセンター)、「愛媛 生涯スポーツ」で検索して出てくるのは、[ECO-SPO] えひめ広域スポーツセンターや愛媛大学総合型地域スポーツクラブですね。こんなのも(愛媛県生涯学習推進計画(第四次))。
さて最後に筆者が若者にスキーを普及させる上でちょっと面白いと思うのは、スキー部です。愛媛大学や松山大学にはあるようですが、高校や中学にスキー部があってもいいのかなと。首都圏にはあるらしいですが、私立が多いので、特に中学は厳しいかもしれません。
部活に「スキー部」のある高校(スタディ高校受験)
部活に「スキー部」のある中学(中学受験スタディ)
お金がかかる部活動ですが、中学校の「部活費用」は公立でも意外とかかる件 小学校時代の習い事を辞めてその月謝分を塾代に…と思っているとあてがはずれます(マネーの達人 野原 あき 2017/09/11)を参照すると、スキー部がお金がかかるは間違いないでしょうが、シーズン以外は遠征もないということを考えると、思ったよりは差がないのかもしれません。首都圏と違って近所にスキー場がある場合は尚更です。
久万スキーランド※今シーズンは終了しています。
モーグルコース(フリースタイルスキー)もありますし、雪マジ19というスキーを覚えた小中学生に19歳で戻ってきてもらう意図のキャンペーンのバナーもあります。筆者などに言われずとも、あらゆる対策は検討しているのかもしれませんね。
それはやっぱり東京に比べたら過密でないということに尽きているんだろうと思います。東京でも郊外は土地はそれなりにあると思いますが、通勤・通学がきつくなりますし、都心に住んだら必然的に広々した土地は望めません(インドア派にとっては何でもないのですが)。ですから、やはりスポーツでありレジャーかなという気はしますね。
クオリティ・オブ・ライフ(ウィキペディア)
>クオリティ・オブ・ライフ(英: quality of life、QOL)とは、一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。QOLの「幸福」とは、身心の健康、良好な人間関係、やりがいのある仕事、快適な住環境、十分な教育、レクリエーション活動、レジャーなど様々な観点から計られる。
QOLなら大都会に勝っている(趣味はひとそれぞれですが)、そんな街づくりを愛媛では目指すべきではないかと思います(筆者がインドア派なのは目を瞑ってください)。
で、そういった趣旨で記事をこれから書いていこうと思っているのですが(ま~た溜まっているネタを脇において新しいのを始めたとか、そういうことは言わないでほしいと思います)、手始めに久万高原×スキーはどうだろうかと考えました。
スキーは衰退しているとも言いますが、検索したら復活の鍵を考えているページがヒットしてなるほどと思いました(スキーはもうオワコンなの?衰退の原因と復活へのカギを考えてみた 2016-02-15 あいむあらいぶ)。
①衰退の原因はスキーがお金がかかることで、仕送りが減っている(少子高齢化の影響でしょうか?)から、スキー人口が減ったと推測し、リフトや交通費を無料化した事例が紹介されています。その他いろいろプロが考えた施策が紹介されていますが、それはリンク先を見てもらうとして、先に進みます。
②インバウンド狙い。久万高原なら、冬の(道後)温泉とスキーでしょうか。この連携は国内旅行でもいけるかも。雪の降らないアジア客狙いで、わざわざスキーで四国というのがやや苦しいですが、あってもいいのかなと思いますね。松山城もありますし、城はまずまず人気みたいです(例えば、インバウンド人気観光地ランキング19位「松本城」の人気の理由・インバウンド対策とは 訪日ラボ)。雪の降らない南国の方にプラススキーはあると思いますが、スキーはある程度上手くなってからのところがあるかもしれませんが、雪遊びができると面白いかもしれません(雪上走って爽快感!タイからのツアー客、お目当ての雪遊び満喫 河北新報 2018年02月13日火曜日)。ちょっと趣旨から外れましたが、冬に久万高原に来てもらえるなら、何でもいいところはあると思います。やはりレジャーですから、如何に楽しんでもらうかでしょう。
課題はアクセスですね(松山―台北 チャーター便 エバー航空が11月 県、定期化に期待 日経新聞 2017/9/22 6:00)(日本でのスキー・スノボは訪日台湾人観光客にも人気 訪日ラボ 2016年04月15日)。スキー行くなら北海道に行くんでしょうから、これは中々難しいところです(近いとか、混雑してないとか???)。
③フリースタイルスキー。人気らしいです(近年爆発的な人気「フリーライドスキー」入門 - NAVER まとめ)。
フリースタイルスキー(ウィキペディア)
>フリースタイルスキー(英: Freestyle Skiing)は、スキーで滑走しながらエア等の曲芸を行ったりするスポーツである。
>モーグルやエアリアルを始めとした競技としての側面と、フリースキーやフリーライドあるいはニュースクールと呼ばれるようなエクストリームスポーツとしての側面を持つ。
エクスストリームスポーツはFISE広島大会(フランスと広島1)で取り上げました。
フリースタイルスキーヤー、フリースキーヤーのポータルサイト Re-Ski
'13-'14 フリースタイルスキー パークセレクション ~Freeskiing Park selection~
・・・現状で久万高原でこういうことをやれるかどうかは知りません。既存のお客さんは?となるかもしれませんしね。まぁでもスノボに次ぐ波らしいので。
>まとめ)欧米やオーストラリアなどでは、スキーリゾートは基本的に日常空間からは遠いところにあり、長期滞在を前提としてお金をかけてゆっくり楽しむスポーツでした。例えば、アメリカ人は1回あたり平均7日間滞在するそうです。これに対して、日本は国土が狭く、思い立てば車で2時間、3時間の近場のところに、日帰りでスキーを行ってきて楽しめる環境にあります。バブルの時のような熱狂はもう起こらないだろうけど、気軽に行って、気軽に帰って来れる。
働き方改革で日本人の余暇が増えたら、あるいは長期滞在でスキーリゾートも有り得るかもしれませんが、北海道に行くのかな、どうだか知りませんが。
以下、自分で幾つかアイディアを考えてみます。
まず、アクセスは昔に比べれば良くなっていると思います(松山河川国道事務所/道について/R33 三坂道路)。
久万高原観光のおもてなしポータルサイトくまこいネットによれば、冬のお勧めはこんな感じ(http://www.kumakoi.net/uploads/photos0/15.pdf)。
今時の子はスマホが手放せないので、スマホの雪山対策をサポートすることで、若者がスキーをし易くなるかも(雪山でスマホを使う場合の傾向と対策 ヤマレコ)(スキーにスマホを持っていく時の注意点 スキー場では防水&結露対策も コウキシン)。
スキーは生涯スポーツですが(統計データから見るスキー・スノーボードの参加人口 リサーチセンター)、「愛媛 生涯スポーツ」で検索して出てくるのは、[ECO-SPO] えひめ広域スポーツセンターや愛媛大学総合型地域スポーツクラブですね。こんなのも(愛媛県生涯学習推進計画(第四次))。
さて最後に筆者が若者にスキーを普及させる上でちょっと面白いと思うのは、スキー部です。愛媛大学や松山大学にはあるようですが、高校や中学にスキー部があってもいいのかなと。首都圏にはあるらしいですが、私立が多いので、特に中学は厳しいかもしれません。
部活に「スキー部」のある高校(スタディ高校受験)
部活に「スキー部」のある中学(中学受験スタディ)
お金がかかる部活動ですが、中学校の「部活費用」は公立でも意外とかかる件 小学校時代の習い事を辞めてその月謝分を塾代に…と思っているとあてがはずれます(マネーの達人 野原 あき 2017/09/11)を参照すると、スキー部がお金がかかるは間違いないでしょうが、シーズン以外は遠征もないということを考えると、思ったよりは差がないのかもしれません。首都圏と違って近所にスキー場がある場合は尚更です。
久万スキーランド※今シーズンは終了しています。
モーグルコース(フリースタイルスキー)もありますし、雪マジ19というスキーを覚えた小中学生に19歳で戻ってきてもらう意図のキャンペーンのバナーもあります。筆者などに言われずとも、あらゆる対策は検討しているのかもしれませんね。