沖縄振興のアイディアがないと昨日は書きましたが、日本最古の人骨発見のニュースで沖縄のアルカリ土壌を調べている内に、アイディアが出てきました。違いは発明を生むところがあります。多様性もそんなに馬鹿にしたものではありません。
土壌の特質にあわせた農業を行いブランド化していくべきですが、沖縄の農作物(ニガウリ)にミネラルが多く含まれるようです(九州沖縄農業研究センター)。沖縄はかつて長寿県として有名でしたが、原因は土壌だった可能性はあるでしょう。例えば、沖縄で愛飲されてきたというクミスクチン茶(健康効能ガイド)にはカリウムが多く含まれるようですが、カリウムは不足に気をつけなければならないミネラルです(カリウムの効果・効能 食養生.com)。さまざまな研究から栄養素の働きと身体の機能や健康との関係が明らかになってきているようですが(栄養素に関する基礎知識 国立研究開発法人国立循環器病研究センター)、実際問題、中々バランスのとれた食事というのも難しいかもしれません。ですが、過剰にならずに、不足しがちな栄養素をとるという考え方はあるでしょう(薬事法の規制を受けないサプリはコンビニなどで手軽に買うことができます。過剰摂取で健康を害す可能性があるので注意して利用すべきです スキンケア大学 松村圭子氏)。沖縄の土壌と健康にどれほどの関係があるかは分かりませんが、研究はされていいのだと思います。
沖縄は今は短命県に転落しています(不都合な真実ですが、我慢して聞いてください)。
かつての長寿県はいまや短命県No.1!? 沖縄県に学ぶ"寿命を縮める"方法(ヘルプレ)
>沖縄県は長らく「長寿県」として知られてきた。いまでも沖縄と言えば「長寿」をイメージする人も少なくないだろう。しかし、それはいまや昔の話。5年ごとに発表される都道府県別平均寿命で、沖縄の男性は1990年に5位に転落、1995年に4位と少し戻るも、2000年には26位と大幅に転落した。この沖縄県の健康長寿の危機的状況は「26ショック」、または「沖縄クライシス=危機」とも呼ばれ、各方面に大きな衝撃が広がった。女性はその後も都道府県別平均寿命1位を維持していたものの、2010年には遂に女性も3位に転落した。男性も落ち続けて30位。
>特に問題とされているのは、高齢者を除いたときの寿命の短さ。実は沖縄県の65歳末満の死亡率が2010年に全国一となったのだ。65歳未満だけで見れば、沖縄県は長寿県どころか、短命県ナンバーワン。沖縄では若い世代ほど死亡率が高い。若くして亡くなる早逝率ナンバーワン県。それでも平均寿命がさほど低くないのは、長寿の高齢者の力によるもの。つまり現在、沖縄県の平均寿命を押し上げている高齢者が亡くなれば、沖縄県は平均寿命で最下位に落ちるだろう。
>戦前の沖縄の食事は非常に質素で、主食も白米を常食する人はまれで、おおかたの沖縄県民の主食は、繊維質が豊かな芋だった。中国の影響を受け、「医食同源」の考え方「クスイムン」に基づき、体に良いものを食べようという意識が高かった。他県のような漬物文化がなく、塩分の摂りすぎもなかった。昔から豚肉はよく食べてきたが、下茹でして脂を落として食べていた。そして野菜や海藻、魚、豆腐などの大豆食品をよく食べてきた。
>沖縄でこの数十年の間に急速に増えた死因が循環器系の疾患、つまり心筋梗塞や脳梗塞など血管の問題がもたらす病だ。これらの病気を引き起こすもの、それは肥満が根幹にあるメタボリックシンドロームだ。沖縄県は現在肥満者の割合が45.2%で日本一肥満者の多い県でもある。
>かつては野菜をたくさん食べていた沖縄県民も、いまでは野菜を食べなくなり、野菜摂取量は男性が全国で45位、つまり下から3位、女性が44位、つまり下から4位という状態。ちなみに男性のワースト1位の徳島県と2位の香川県は糖尿病の死亡率がワースト1位と2位。沖縄県の死亡原因の第一位も糖尿病。野菜不足が糖尿病をもたらし、血管をダメにしている。
どうでしょう。やはり健康(生活習慣)と寿命に因果関係はあるのでしょう。それでも寿命が延びているのだとすれば、医学の進歩の結果だと思います。高額療養費制度は寿命を確実に延ばしたのではないでしょうか。老化すると病気になりやすいですから、直しても直してもというところはあるでしょう。だから死ねとはならないでしょうから、財政も真剣に考えるべきではあると思います。
美味しいものを食べたいは筆者も分かります。健康的に生きろと言う気もありません。まぁでも沖縄の特質を活かし、伝統を取り戻し、長寿のイメージを復活させ、健康ブランドで産業振興していくという考え方はあるでしょう。不健康なイメージで健康は売れないですからね。筆者には沖縄の健康のイメージも時間の問題で無くなってしまうように見えます。人の口に戸板は立てられません。
必ずしも農業のブランディングと健康は関係ありません。例えば甘い果実のアピールも良いでしょう。ただ、沖縄の伝統食とかつての長寿に関連性があるのであれば、それを捨てるのはもったいないなと思う訳です。
米軍の方々も故郷の食生活を維持したいと思いますが、沖縄に影響を与えるばかりでなく、沖縄から影響を受けるところがあっていいのかもしれません。こういうところから、沖縄県民の米軍に対する支持が広まる可能性があるのではないでしょうか?
土壌の特質にあわせた農業を行いブランド化していくべきですが、沖縄の農作物(ニガウリ)にミネラルが多く含まれるようです(九州沖縄農業研究センター)。沖縄はかつて長寿県として有名でしたが、原因は土壌だった可能性はあるでしょう。例えば、沖縄で愛飲されてきたというクミスクチン茶(健康効能ガイド)にはカリウムが多く含まれるようですが、カリウムは不足に気をつけなければならないミネラルです(カリウムの効果・効能 食養生.com)。さまざまな研究から栄養素の働きと身体の機能や健康との関係が明らかになってきているようですが(栄養素に関する基礎知識 国立研究開発法人国立循環器病研究センター)、実際問題、中々バランスのとれた食事というのも難しいかもしれません。ですが、過剰にならずに、不足しがちな栄養素をとるという考え方はあるでしょう(薬事法の規制を受けないサプリはコンビニなどで手軽に買うことができます。過剰摂取で健康を害す可能性があるので注意して利用すべきです スキンケア大学 松村圭子氏)。沖縄の土壌と健康にどれほどの関係があるかは分かりませんが、研究はされていいのだと思います。
沖縄は今は短命県に転落しています(不都合な真実ですが、我慢して聞いてください)。
かつての長寿県はいまや短命県No.1!? 沖縄県に学ぶ"寿命を縮める"方法(ヘルプレ)
>沖縄県は長らく「長寿県」として知られてきた。いまでも沖縄と言えば「長寿」をイメージする人も少なくないだろう。しかし、それはいまや昔の話。5年ごとに発表される都道府県別平均寿命で、沖縄の男性は1990年に5位に転落、1995年に4位と少し戻るも、2000年には26位と大幅に転落した。この沖縄県の健康長寿の危機的状況は「26ショック」、または「沖縄クライシス=危機」とも呼ばれ、各方面に大きな衝撃が広がった。女性はその後も都道府県別平均寿命1位を維持していたものの、2010年には遂に女性も3位に転落した。男性も落ち続けて30位。
>特に問題とされているのは、高齢者を除いたときの寿命の短さ。実は沖縄県の65歳末満の死亡率が2010年に全国一となったのだ。65歳未満だけで見れば、沖縄県は長寿県どころか、短命県ナンバーワン。沖縄では若い世代ほど死亡率が高い。若くして亡くなる早逝率ナンバーワン県。それでも平均寿命がさほど低くないのは、長寿の高齢者の力によるもの。つまり現在、沖縄県の平均寿命を押し上げている高齢者が亡くなれば、沖縄県は平均寿命で最下位に落ちるだろう。
>戦前の沖縄の食事は非常に質素で、主食も白米を常食する人はまれで、おおかたの沖縄県民の主食は、繊維質が豊かな芋だった。中国の影響を受け、「医食同源」の考え方「クスイムン」に基づき、体に良いものを食べようという意識が高かった。他県のような漬物文化がなく、塩分の摂りすぎもなかった。昔から豚肉はよく食べてきたが、下茹でして脂を落として食べていた。そして野菜や海藻、魚、豆腐などの大豆食品をよく食べてきた。
>沖縄でこの数十年の間に急速に増えた死因が循環器系の疾患、つまり心筋梗塞や脳梗塞など血管の問題がもたらす病だ。これらの病気を引き起こすもの、それは肥満が根幹にあるメタボリックシンドロームだ。沖縄県は現在肥満者の割合が45.2%で日本一肥満者の多い県でもある。
>かつては野菜をたくさん食べていた沖縄県民も、いまでは野菜を食べなくなり、野菜摂取量は男性が全国で45位、つまり下から3位、女性が44位、つまり下から4位という状態。ちなみに男性のワースト1位の徳島県と2位の香川県は糖尿病の死亡率がワースト1位と2位。沖縄県の死亡原因の第一位も糖尿病。野菜不足が糖尿病をもたらし、血管をダメにしている。
どうでしょう。やはり健康(生活習慣)と寿命に因果関係はあるのでしょう。それでも寿命が延びているのだとすれば、医学の進歩の結果だと思います。高額療養費制度は寿命を確実に延ばしたのではないでしょうか。老化すると病気になりやすいですから、直しても直してもというところはあるでしょう。だから死ねとはならないでしょうから、財政も真剣に考えるべきではあると思います。
美味しいものを食べたいは筆者も分かります。健康的に生きろと言う気もありません。まぁでも沖縄の特質を活かし、伝統を取り戻し、長寿のイメージを復活させ、健康ブランドで産業振興していくという考え方はあるでしょう。不健康なイメージで健康は売れないですからね。筆者には沖縄の健康のイメージも時間の問題で無くなってしまうように見えます。人の口に戸板は立てられません。
必ずしも農業のブランディングと健康は関係ありません。例えば甘い果実のアピールも良いでしょう。ただ、沖縄の伝統食とかつての長寿に関連性があるのであれば、それを捨てるのはもったいないなと思う訳です。
米軍の方々も故郷の食生活を維持したいと思いますが、沖縄に影響を与えるばかりでなく、沖縄から影響を受けるところがあっていいのかもしれません。こういうところから、沖縄県民の米軍に対する支持が広まる可能性があるのではないでしょうか?