三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

選択と集中

2009-02-03 14:11:24 | Weblog
当社が創業以来代理店業務を努めているM電機の業績予想が今朝の新聞で公表されており100億円の黒字予想ということで、総崩れの電機メーカーの中で存在感を増していることに代理店としてちょっと安心しました。
ニュースでは「選択と集中」が功を奏したと言ってました。
M電機では、その選択と集中の意味は、強いものをより強くしているととある雑誌でも公言しています。
強いものをより強くということで、当社で考えてみると、主たる業務のアイテムが無線機を含む無線通信システム、セキュリティーの監視カメラや太陽光発電システムです。その中には、設計施工・保守メンテも含まれます。
それを選択と集中でより強いものをより強くを念頭にこれをやめてこれに特化ということは出来ません。
その3つの主要事業をこれからも強くしていこうと思っております。
特に無線の事業分野については、携帯電話が普及して市場規模が年々小さくなりました。この無線というのは、目に見えない無線(周波数)を測定するために周波数カウンター計・パワー計・オシロスコープ・スプリアス測定器などを駆使して無線機の能力をフルに発揮できるよう保守メンテナンスや修理を行っています。
小さな市場でもこれ程の測定器を活用したりそれなりの技術がないと無線という業界を支えることが出来ません。
ライバルも技術者を支えるほどの事業領域が無くなってきているために後退や撤退を余儀なくされている会社は多数あります。
当社はいくらニッチになってもこの事業領域を守っていこうと思っております。

セキュリティーに代表される監視カメラについても、時代の浮き沈みは関係なく伸び続けている分野です。よって、国内メーカーでほぼ独占できた時代はとうに終わっており韓国・中国・台湾メーカーもこぞって参入し混戦模様です。
しかしながら、監視カメラも取り付けるだけで終わりではありません。
アフターメンテナンスが重要です。
当社はそれにこだわって、最後までメンテナンスできる体制を構築し続けます。

自然エネルギーに代表される太陽光発電につきましては、ご存知の通りこれからも延び続ける数少ない事業分野です。
しかしながら、ここ数年この事業から撤退した販売店は数多く継続していける事業としては難しさがあります。
家庭用太陽光発電は設置条件や設置容量で変わりますが、一般的に200万から300万の投資が必要となります。これを単純に設置したら光熱費が0になりますだけの訴え方だと家の次に自動車と同じくらい高価な買物となりますのでなかなか良い返事をもらえないことがあります。(ユーザーが自分で勉強していたり、環境問題に熱心な方は場合は別ですが)
当社では、国や環境関連団体の施策などを勉強し、それも併せて説明させていただいております。
とカッコ良く言い過ぎましたが本当に勉強しています。
でも、勉強不足ではございます。
以前当社単独で行った展示会では、環境関連の新聞の切抜きやエコ活動をしている保育園の取り組みなども展示して環境問題を太陽光発電だけではなくもっと広い意味で捉えましょうという趣旨でPRしたこともありました。
香川県の環境関連の委員にもなっております。

このような活動を通して今日も四国地域を元気にしたいと思っております。
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