三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

米国の自動車保有台数は2億台

2009-02-24 08:52:59 | Weblog
今朝の新聞では危機のあとに好機ありと題し、世界同時不況に直面しているが、経済が人の営みの投影である限り、地球上から消費や生産がなくなるわけではないし、一度得た快適さを人は簡単に捨てられないので今は振り子が逆方向にふれ過ぎているとあります。
たとえば、米国の自動車保有台数は2億台もあるのに現在の販売見通しが年間1千万台となっており、1千万台しか売れないのであれば単純平均で1台の寿命が20年とあり得ないと思いますし、これ一つとっても景気の底かなと思われます。
同じように日本では約6千万台の保有台数があるのに販売見通しは年間400万台になっています。これも単純平均で1台の寿命が15年となり、15年以上前の車を乗っている方は稀でしょう。
私は車マニアの面がありまして、平成元年の中古車を購入し平成18年まで保有していました。ここまで乗ると、毎年故障や修理が必要となり最後には部品ストックが既に無いので作らないと修理できないと言われました。

最近になって日本でも車を買いたい人が足元でじわりと増えており、消費者心理を映す内閣府の街角景気調査も10ヶ月ぶりに前月を上回ったとか。

大手の社長が今が完全な底と言っている様に、減産からちょっとだけではあるが増産の体制に切り替えだしているニュースも見受けられだしています。

これから大切なのは危機の先を見据え次に繋がる胎動に目を凝らすことだと書いています。次世代を担う技術や産業は得てして逆境の時代に誕生します。
100年前のT型フォードがその典型だったとか。

このような時代だからこそアメリカはオバマ大統領を選んだのだと思います。
その大統領はグリーンニューディール政策で新しい価値創造を推進しています。
日本は以前から省エネ技術は優れたものがありますし、温度差発電など次代を担う技術もたくさんあります。
これを政治が早く軌道に乗せるよう後押しが必要なわけですがしばらく難しいかもしれませんね。

当社もこの時期だからこそ、当社の40年培ってきた営業力や技術力を発揮できるチャンスだと捉えています。
次に繋がる胎動に目を凝らすということで、無線通信・セキュリティー・自然エネルギーという事業分野について更に営業から工事保守メンテを積極展開し続ければ先が見えてくると確信しています。
コメント
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