昨夕から地銀の会に出席しまして、冒頭の頭取からの業務報告や今後の取組を子守唄を聞くようにうつらうつらと半分寝てしまいましたが、講演会では、女子高生がドラッカーを・・・・というベストセラー作家の方の講演だったため、スクッと目が冷めて前向きな気持ちになって最後まで聞きました。
世界的な経営の神様として有名なドラッカーは、ドイツに生まれ育ち昔からなぜ暴動や戦争が起こるのか研究したそうです。
大昔の欧州は、文字が書けたり読めたりする方は3%程度と一部の貴族だけだったようですが、・・・・・・・・・・・・
ちょっと二日酔いで頭がまわりません。
ドイツからアメリカに移ったドラッカーは、取材先のGMで不況に陥りキャデラックが売れなくなったため取った対応は、
①燃費が悪いと有名だった為、景気も悪いし燃費を良くした。
②走行性能を向上させた。
③価格を下げた。
すると、よけいに売れなくなりました。
そこで、幹部に修理やメンテナンスの責任者が2年間で立て直すので任せて欲しいと立ち上がった方がいました。
その方がキャデラックの責任者となり改善したことは、
①装飾品をたくさんつけた。
②価格を吊り上げた。
この改善によりキャデラック事業は1年で立ち直ったそうです。
これは何を意味するのかといいますと、キャデラックはステイタスで乗る車であって、金持ちの装飾品の1つだという購買層が殆どだったという事実を修理やメンテナンスをされていた責任者が見抜いていたということです。
二日酔いでちょっとおかしい文面になってきました。
ようは、キャデラックは乗り物という普通の概念で購入するのではなく、装飾品の1つだというものの見方や捉え方が大事だと言うことです。
当社は、太陽光や監視カメラ・無線など主業務として取り扱っていますが、このような見方や捉え方が出来ればと思ってしまいましたし、前から思っていますがなかなか面白い考えが出てきません。
他にも、本は自分で読むものではなく、買ってプレゼントするものという見方や捉え方を著者は思いつき、それをコンセプトになぜドラを創ったそうです。
面白い逸話が合って、有名な大企業の会長は気に入って100冊購入し部下に読ませていると伺ってからそのような話ばかり聞いて、私は10冊とか5冊とかそのような話題ばかりになったそうですがある方は、私は入院して見舞いに来られた方達から15冊もなぜドラをいただきましたので貢献(売上増)していますとのこと。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
話は元に戻りますが、昨日の会場はホテルクレメント高松でしたが超満員でした。
今話題の講師だったこともありますが、景気の悪さから「ちょっとでも何か情報をつかめたらとか、ちょっとでも有意義な会であれば是非参加したい」という思いの経営者が増えているのではないかと思ってしまいました。
このような現象は、展示会に出展した際にも感じています。
これもチャンスと捉えるべきですね!