お米は梅雨から夏にかけて、虫がわきやすくなり、味も落ちがちです。
早くから気になってはいたのですが、食べる人が居なかったりとで、
なかなか作る機会に恵まれず、 今日やっと作った 栗おこわ です。
お陰様で、栗も4回頂きました。 今年は豊作だったのでしょうか。
今回は本格的に作るぞと、前夜から水に浸して準備OK.
蒸し器で蒸す事50分、何とかできました。
ついでに、玖珠地方の郷土料理 しょうけおこわ も
つくってみました。
牛蒡、人参とありあわせのさつま揚げを炊き、醤油で味付け、
煮汁ごとおこわの中に入れ、良く混ぜ合わせました。
そして先日収穫した銀杏を加えてみました。
椎茸と戻し汁を加えて炊くと、更に美味しく出来上がります。
最近はどこのスーパーでも、手軽にお惣菜を買う事はできますが
この様に一寸手間隙が掛かりそうな郷土料理は、
見た事がありません。
赤飯でも、 炊きおこわ が殆どで、
蒸しおこわ はめったに見る事がありません。
面倒な郷土料理は、段々と忘れ去られて行くのでしょうか。
北九州出身の私が始めて、この しょうけおこわ を食べた時(約33年前)
強い衝撃を受け、素晴らしい、晴れのご飯と感動しました。
御馳走してくれた、家主のお婆ちゃんから作り方を習い、時々作っては
今は亡きお婆ちゃんをしのんでいます。 トミ子さん有難う
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