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51S-1 リモート出力の活用。(2008年12月29日)

2008年12月29日 09時40分01秒 | Collins 51S-1
(2008年01月08日に文章を追加)
上の写真中央は 51S-1 の AF リモート出力トランスです。51S-1 の AF 回路は平行 2 回路でしかも常時作動.....「この省エネの時代に、もったいない。」
通常の Speaker 用 AF 出力トランスはパネル下面の狭い場所に剥き出しで取り付けてあり、それに比べて、リモート AF 出力トランスはシールドされ、見えやすい場所にあり、こちらの方が遥かに高級感があります。
この 51S-1 のリモート出力をなんとか活用したいと思っていました。
51S-1 は良い音を出しますが、通常の 6BF5 の出力よりも、このリモートの 6AK6 の音声の方がより良い音がするとの OM の情報があります。確かにこの出力トランスを見ますと音が良さそうです。出力インピーダンスは 600 オームです。
通常の AF 出力は今まで通りスピーカーで聴いて Headphone 用にリモート出力を Audio Box ( 影山さん設計 ) に繋いでみました。
一石二鳥! Audio Box の恩恵で 51S-1 の音を Notch 付き、グライコ 付き、現代的な音へも加工できます。
もう一つの恩恵として 51S-1 から Audio Box 経由パソコンへ録音できます。
Collins 51S-1 は一部を除いて RF, IF, AF 回路外部接続は RCA 規格です。
Audio Box はアースから浮かせて RCA リセクタプルを使いました。

※ リモート出力のインピーダンスは 600オーム、そのまま Audio Box へ入力のマッ
  チングでいいのかな?ちょっと調べて見る必要がありそうです。出力はちょっと
  大きすぎるので 51S-1 リモート出力の VR は絞り気味です。実際に大変良い音で
  した。

P.S.
この2つの AF 回路の大きな違いの1つは NFB があるか無いかですね。リモート用 AF 回路には NFB が付いています。なるほど.....。
コメント (4)
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