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A3600 その後 (2010年02月03日)

2010年02月03日 03時53分54秒 | オーディオ

今日は「節分」です。
邪気を追い払い、一年の無病息災を願いましょう。

さて、以前の Blog に書いた LUX KIT A3600 の続きです。

Fuse が切れました。
回路内の電圧を調べましたが正常です。
Fuse の寿命ということでしょう。

Fuse 交換のついでに掃除し、奇麗になりました。

思えば丁度 30年 前に、この LUX KIT を造りました。
当時 A3600 と一緒に A3034 という真空管式なのに DC AMP という LUX のプリアンプ KIT も造り、今でも健在です。

A3600 に搭載されていた LUXMAN 製出力管 8045G は寿命が短すぎました。
当時の LUXMAN へ真空管の在庫を確認したら、
「もう 8045G の在庫はないので LUXMAN まで送れば、無償で 6550A へ交換し、回路も変更します。」
とのことでした。
無償修理で GE 製 6550A へ変更されていました。
中古球でしたが、中古でも GE 製の 6550A は価値ありです。
もう 20 年くらい前のことです。
キット ( 自作 ) にも関わらず、販売後 10 年でも無償修理するという LUXMAN の姿勢には、頭が下がりました。

その GE 製 6550A も寿命を迎えました。
本当は真空管ってもっと長生きなのですが、運悪く短命の連続でした。

今度こそはと 3 年前に自分で KT88 へ変えました。
GE 新品の KT-88 ペア管は 4 本で何と 14 万円!!でした...とてもとても買えません。
しかたなく Russia エレハモ製の KT-88 にしました。
GE 製とエレハモ製、 一緒一緒...と自分に言い聞かせながら。
このときに真空管だけでなく、ほとんどのダイオード、コンデンサー、抵抗なども交換したので、まだこれからも長持ちするでしょう。

LUXMAN, 今でも真空管式のアンプを販売しています。
今の LUXMAN の真空管にも、あの懐かしい " LUXMAN " のロゴが.....
欲しいなあ......LUXMAN Amp.