まずは TU-882R に使用されている GE 5670W 互換の球から、
左 2 つの 米国製 の背丈が低いのに対して、右 2 つの 旧ソ連製 は背が高いです。
また ゲッター ( 上部銀色 ) 部の面積の違いもあります。
上の 4 本の間で互換性があり差し替え可能です。
次に HP-AMP-1 に使用される 6F2 の互換の球は、
この 3 本の背丈は 「 どんぐりの背比べ 」 です。
左から 中國上海製、真ん中は 米国製、右が チェコスロバキア 製 で、
この 3 本の間で互換性があります。
( 独り言 )
個人的に所有している真空管で、旧ソ連、ロシア、東欧圏、中國製の真空管は足 ( Pin ) が メッキ されているのが多く、足が綺麗です。なお古くても旧ソ連製は メッキ されているのがあります。メッキ の有無で性能・信頼性などに違いがあるのか解りませんが、米国製真空管の足は 腐食しやすい 綺麗ではない印象があります。
さて真空管 コレクション はこれくらいにして、球を挿し替えながら音色の違いでも楽しみましょう!
iPhone 4S にて撮影