2年前に キット で製作した 2W × 2 の IC LM4755 アンプ を台灣へ持ち込んだら アンプ に何も入力していないのに FM 放送が流れます。どこから FM 電波が混入したのか?この IC アンプ のどこで 同調、検波 が行われているのか?田舎なのに FM の強電界地域なのか ?疑問だらけ!
最初は AC 電源からの FM 電波の混入を疑いましたが シロ でした。シロ と判断した理由は アンプ 側の DC プラグ を抜いても、しばらくの間は 電解 コンデンサ に蓄えられていた電気で FM 放送が鳴り続けるから。
それから アンプ から離れてみると ラジオ の音は小さくなるような ? アンプ に近づいたり、アンプ の アルミ・ケース を触ると音が大きくなります。
ということは アンテナ + 同調 + 検波 の回路は自分の体だったりして。
聴きたい短波放送はなかなか聴けない劣悪な電波環境! しかも邪魔な FM 放送が混入するので アンプ として音楽すら楽しめないのは困ったものです。
混入した FM 放送は日本の演歌の オンパレード ? 一瞬、ここは日本? と錯覚してしまうくらい。実際には当地台灣の FM 局でした。
折角、ヘッドホン で疲れた耳を スピーカー から流れる音楽で癒そうと 小型 アンプ、小型 SP を持ち込んだのに ...使えませんね、これ!
※ P.S.
Linkman (株) へ問い合わせたら FM 電波を カット する追加の
HPF の回路を設計して戴きました。
Linkman の担当者さま、恐れ入ります。後日改修してみます。
P.S.
HPF 回路図↓ クリック