今宵は日本からの中波放送、福岡の RKB 毎日放送を聴いています。
SDR と SONY ICF-2001D を聴き比べてみた。
アンテナ は自作の 窓 ガラス に張り付けた Shielded MLA から CMC ( Common Mode Choke ) と Galvanic Isolator を通過させ、 DPA-100B で同調&増幅させるという、いつもの変わり映えしない組み合わせ。これを単純に分配しています。
でも、これでは差が出なかったので敢えて DPA-100B アンプ を切って信号を アンテナ から直結にしてみた。すると...
→ SDR では、信号が落ち雑音が増えるが、ちゃんと聴きとれる。
10 pole BPF の効果も大きいのでしょう!
→ ICF-2001D では雑音に掻き消されて、ほとんど聴きとれない。
( SDR の発する雑音のせいではない。 )
ICF-2001D の中波受信は フェライト ・ バー ・ アンテナ を基準に設計されているでしょうから、単純比較はできないとしても今回中波の受信感度は SDR に軍配 が上がった。また ICF-2001D は AGC が上手く効かないことがあるので フェージング の状態によっては聴きにくい。
逆に考えると、劣悪な環境ほど 大進無線の DPA-100B アンプ を通過させることで、かなり受信状況が改善されることの証明でもあります。BPF が付いていない受信機では特に効果があります。
なお分配した アンテナ を使っているせいか SDR を作動させると ICF-2001D 側に若干 ノイズ が増えるのも ICF-2001D には迷惑なことです。いつもは、どちらか一方しか使わないので問題はないですが ...