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DC 電源の見直しと部品あれこれ

2020年03月21日 06時00分00秒 | BCL周辺機器/雑音対策

今使っているの環境の DC プラグとレセプタクルがチグハグなので見直すことにしました。

というのは DC プラグの多くが外径 5.5mm しかし内径が 2.1mm と 2.5mm が混在していました。

第一の不具合が内径 2.1 mm のレセプタクルに 2.5mm を刺すことで接触の不良を起こします。外径が 5.5mm で同じでも内径 2.5mm は 2.1mm に余裕があるので刺せてしまいます。刺すときにスカスカ感でそれと分かります。SONY ICF-5800, 5900 の規格は 5.5mm / 2.1mm のようで 5.5mm / 2.5mm のプラグを刺すとスカスカです。

第二のトラブルが極性が逆になっている器材がある!SONY のラジオがそれです。SONY としては SONY が使っている極性が基準なのでしょう。

イタリア製 ELAD FDM DUOr に付いてきた DC 電源ケーブルは、黒いケーブル( プラス側 ) に配線されていたので、最初に気付いて差し替えました。危ないよイタリアの ELAD さん!

我が家では外径 5.5mm 内径 2.1mm に統一するための DC プラグとレセプタクルを 1 袋 10 本を大人買いしました。

ついでに DC 12V / 3A 規格の安定化電源キットを 2 枚買ったのでこれから製作します。レギュレータ IC として梱包されてきた LM350T はリップル成分除去性能が良さそうです。部品付きのキット基盤が ¥450 は買いだと思います。キットの部品変更と可変抵抗器で 1.2V ~ 33V 可変できます。ペルセウスの電源にも使えます。なお AC 降圧トランスも整流器も放熱板もジャックも付いていないのでその辺は安いと言っても追加部品は必要です。

この DC 12V 安定化・( 可変 ) 定電圧電源キットには On Semiconductor 社製の レギュレータ IC が梱包されていました。Low Noise 性能はどうなんでしょ?ネット情報では ...

「メーカーによって全然違う。」

という意見があり面白いものです。特にオーディオ自作の電源に使っている人はメーカーに拘りがあるようです。確かにデータを元に雑音の大小を語る人もいます。

昔からどこどこの半導体に部品を変えたら ... 配線を変えたら ... 真空管を変えたら ... コンデンサを変えたら音が変わったなどなど、私個人的には自己満足かもしれませんが気分も大切!

On Semiconductor 社の ON マークが付いています。画像には LM350 としか書いてありませんが On Semiconductor のデータ・シートを見ると LM350 表示は 改良型の LM350T であると記載されています。