むかごとは?
『植物の栄養繁殖器官の一つで、わき芽が養分を貯え肥大化した部分のこと。主として地上部に生じるものをいい、葉腋や花序に形成され、離脱後に新たな植物体となる。』
花が咲いて受粉したものではないんですね。
これ植えれば来年は自然薯の芽が出るのが不思議、むかご自体はクローン植物みたいなものかな?
それとは別に自然薯は雌雄別の株なので受粉して種でも繁殖できます。
自然薯は多年草で茎と葉は冬は枯れますが次の春には地下の自然薯からまた芽が出てきます。何だか不思議な植物、繁殖方法が、種、ムカゴ、球根と3通りあるとは!
前置きはこれくらいにして塩茹でして食べました。子供の頃食べた懐かしい味でした。
話は変わって彼岸花の季節は終わりましたが、彼岸花ってよく田んぼの土手で見かけますが自然繁殖はできないんですね。全ては中國か臺灣から渡ってきた彼岸花を全て人間が意図的に植えたものなんですね。綺麗な赤い花が咲きますが花として遺伝子的に受粉できないので種で子孫は残せないそうです。毎年同じ球根から芽が出る多年草です。もし彼岸花が球根を食べられたらその生命を絶たれる事を本能的に防ぐためか彼岸花の球根には毒があります。また人間が土手や農作物をネズミやモグラなどの被害から守るために日本中に植えたそうです。日本中の何処に行ってもある彼岸花を見かけたら人間が植えた歴史ってことですね。
彼岸花の球根は飢饉になったら毒があるけど解毒して食べれるんだとか。そういう様々な目的で彼岸花って稲作の日本では古来から植えてたんだと思うと奥は深い。他に宗教的意味もありそうです。
平安時代、青い彼岸花で作った薬で「鬼舞辻 無惨」は鬼となって永遠の生命を得た!話がどんどん飛躍していきますので彼岸花の話はこの辺まで。
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また買ってきました、けど米国産の安い松茸です。
今日はどうやって食べようか?
御飯が見えないくらいの『松茸御飯』
米は玄米+黒米なので色が赤飯っぽいです。