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Antenna 各 Band 帯の比較 (2010年01月31日)

2010年01月31日 11時21分14秒 | その他の BCL Antenna
昨夜から今朝にかけて ALA1530S+ と ΔLOOP7 ( 2SK-439E 使用 ) Antenna を公平に比較してみました。
Antenna の位置は同じベランダ、感度に影響する Antenna の径も、ほぼ同じです。

90m Band 以下の低い周波数は同等の Gain, 聴感です。
75m Band より高い周波数は ΔLOOP7 の方が Gain が大きいです。
41m Band 付近は ΔLOOP7 の圧勝!

41m Band より高い周波数では S/N 比の差が顕著に出ますので ΔLOOP7 の方が SINPO Code, また聴感も良いです。

______/_____/____/___/__/_/_/_///

120m Band
2310kHz ABC Roe Creek,
ALA1530S+ SINPO=35443 / S=8
ΔLOOP7 SINPO=35443 / S=8

90m Band
3325kHz RRI Palangkaraya,
ALA1530S+ SINPO=35443 / S=9
ΔLOOP7 SINPO=35443 / S=9

75m Band
3905kHz PNG, R.New Ireland,
ALA1530S+ SINPO=35343 / S=7
ΔLOOP7 SINPO=35443 / S=9

60m Band
5000kHz WWVH,
ALA1530S+ SINPO=35443 / S=9
ΔLOOP7 SINPO=35443 / S=9+10dB

49m Band
6055kHz R.Nikkei,
ALA1530S+ SINPO=45444 / S=9+10dB
ΔLOOP7 SINPO=55444 / S=9+20dB

41m Band
7540kHz Denge Mezopotamya,
ALA1530S+ SINPO=35333 / S=5
ΔLOOP7 SINPO=45444 / S-9+10dB

31m Band
10000kHz BPM Kinshan,
ALA1530S+ SINPO=35333 / S=5
ΔLOOP7 SINPO=45444 / S=9

25m Band
12095kHz R.Thailand,
ALA1530S+ SINPO=35433 / S=9
ΔLOOP7 SINPO=45444 / S=9+10dB

22m Band
13690kHz R.Australia,
ALA1530S+ SINPO=35433 / S=7
ΔLOOP7 SINPO=45433 / S=9+10dB

19m Band
15720kHz R.New Zealand,
ALA1530S+ SINPO=35443 / S=6
ΔLOOP7 SINPO=45444 / S=9+10dB

16m Band
17750kHz R.Australia,
ALA1530S+ SINPO=35333 / S=3
ΔLOOP7 SINPO=35433 / S=7

______/_____/____/___/__/_/_/_///

 Receiver : PALSTAR R30A

______/_____/____/___/__/_/_/_///

※ 今回は R30A 受信機を使用しました。
  R30A は IC-R75 に比べて S メーターの振れは一目盛り以上少なく表示されます。
  特に S=9 Plus 以上の領域は顕著です。
  IC-R75 の S メーターを使えば、もっと差が出るかもしれません。
※ S メーターの数値は AGC - ON, 見た目の平均値です。
※ 時間を置いて 3 回ほど、それぞれの周波数を確認しましたので、ほぼ平均値に近いと思われます。
※ アンテナの切り替えは瞬時に行っています。
※ 120m Band 付近も ΔLOOP7 MW を使えば、かなりの Gain を稼ぐことができます。
  今回は純粋に ΔLOOP7 SW を使いました。

以前にも書きましたが Gain だけがアンテナの性能ではないと思います。
使いやすさとか、( 私は持っていませんが ) SDR 受信機の環境とか、相互変調積の抑圧性能など、
評価は大きく変わると思います。
今回も Gain と 聴感だけの比較でした。
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4 コメント

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Unknown (化石)
2010-01-31 15:53:25
Vicさん
できれば信号の無いところでのノイズフロアー値があればS/Nの比較ができます。
私はアンテナの良否はS/Nだと思っています。
S/Nが取れていれば2ndアンプを追加してやればゲイン不足は解消されると思います。
返信する
Re ; 化石さんへ (Vic)
2010-01-31 18:17:11
化石さん、こんばんは。
私も理論的に全く賛同致します。

事実、信号のないところで ALA1530S+ を ΔLOOP7 へ切り替えますと Noise Floor が相当上がるのは事実です。
今回は Noise Level については、あまり触れていませんので、その通りだと思います。

今回記事の ALA1530S+ と ΔLOOP7 の S/N 比較ということだけでいいますと、信号のある放送で ALA1530S+ を使って IC-R75 に装備されている PRE-AMP をいくら上げても ΔLOOP7 の S/N 比まで上げることはできないです。
IC-R75 装備の PRE-AMP がどの程度の性能かも分かりませんが...。

私が以前 Blog に上げた「アンテナ比較の音」

http://blog.goo.ne.jp/vic142178/e/5dc96bd9810b1c59c92ac461dbb1e697

では ALA1530S+ の音は Noise が多くて PRE-AMP を ON にしましても、Noise Floor が上がるだけで ΔLOOP7 の S/N 比には、かなわない気がします。

化石さんがコメントされた本題に戻しますと、
実は私も 303WA-2 に Pre-AMP の音を追求してみたいと、常日頃から考えています。

Passive Antenna に合う Pre-Amp がございましたら、紹介して頂きたいです。

ご教示ありがとうございます。
返信する
新型LOOPの件 (遠藤)
2010-03-23 07:54:04
Vicさん、ご無沙汰しています。影山さんの所に非同調ループアンテナの現物の写真がアップされていますね。ご覧になりました?にっしいーさんのコメントに影山さんが書いていますけど部品調達が難しいらしいです。でもブツが現れたことは何となくこれから先を期待してしまいます。
返信する
Re ; 新型LOOPの件 (Vic)
2010-03-23 12:29:06
遠藤さん、こんにちは。
私も書き込んで置きました。
影山さん、お忙しそうですので、拍手に書き込んで置きました。
楽しみです。
返信する

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