ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

輝いて生きるために老化と賢く付き合う(13)

2020-08-14 07:12:20 | エッセー

☆人間は喉や口腔から衰え、喉や口腔からよみがえる

 高齢者が死亡する病気の一位はガン、二位は脳血管障害、三位は肺炎になった

ようです。肺炎は高齢のため喉の働きが落ちた、誤嚥性肺炎が増えたためです。

食べることは生きる事で、命をつなぐ食事は全てを口から食べています。

最近若い人達の顔が小さくなったが、その原因の一つは「固いものを食べないこと」

だとも言われているそうです。

      

歯は治療目的に行く人が多いですが、私は何もなくても3カ月に一度、必ずクリー

ニングとチェックのため行くため、入れ歯や差し歯は1本もありません。

無論その時は夫も一緒に行きますが、長生きのためのノウハウは、歯や口腔年齢を

若くすること。喉をきたえること、飲み込む力を衰えさせないことで、それらが

高齢者達が望んでいる、「ぴんぴんコロリ」には絶対に欠かせない条件です。

また、喉仏は40代から下がってきて、年と共に喉仏が下がり、嚥下作用が落ちて

くるのです。

      

実は男性の方が女性より衰えやすいと言われているのは、多分女性の方がお喋り

なので、喉仏が上下して喉の機能が使われて衰えにくいそうです。

喉や口には呼吸、嚥下 発声と三つ働きがあり、また、口と喉には4つの通路が

ありますが、それは・・・

   1 外から食べ物が入ってくる口の通路(口腔)。

   2 鼻とつながって鼻の通路 (咽腔)。

   3 空気が入る肺への通路(気管)。

   4 食べ物が送りこまれる胃への通路(食道)。

 食べ物がのみ込まれるためには、4つの通路の内3つまでが閉じられて、食道

へのルートだけが0・5秒だけ通行可能になるのだそうです。

何故誤嚥が起きるか?それは喉仏の筋肉がゆるんで、喉のふた「空気が入る肺への通路」

ができなくなること。飲み込むことを意識すること。

 発声と嚥下は(飲み込む)はほぼ同じ筋肉を使っているので、シッカリ歌ったり

声を出したりするのは、飲み込む力をつけることに繋がります。これは私が創案し

毎回ヨーガのレッスンに取り入れていましたが、講演や、企業研修などでも大変

人気があった「声のトレーニング」です。私は今でも家事をしながら、毎日これを

歌っています。もしよかったらあなたもどうぞ!気持ちも明るくなり、老化も防ぎ

元気になり「一石三鳥」ですよ。まだ若いあなたも、毎日の小さな努力が、輝いて

生きるために必要な条件です。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 腹だしかったこと | トップ | こころの悲鳴かも? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

エッセー」カテゴリの最新記事