☆人間は喉や口腔から衰え、喉や口腔からよみがえる
高齢者が死亡する病気の一位はガン、二位は脳血管障害、三位は肺炎になった
ようです。肺炎は高齢のため喉の働きが落ちた、誤嚥性肺炎が増えたためです。
食べることは生きる事で、命をつなぐ食事は全てを口から食べています。
最近若い人達の顔が小さくなったが、その原因の一つは「固いものを食べないこと」
だとも言われているそうです。
歯は治療目的に行く人が多いですが、私は何もなくても3カ月に一度、必ずクリー
ニングとチェックのため行くため、入れ歯や差し歯は1本もありません。
無論その時は夫も一緒に行きますが、長生きのためのノウハウは、歯や口腔年齢を
若くすること。喉をきたえること、飲み込む力を衰えさせないことで、それらが
高齢者達が望んでいる、「ぴんぴんコロリ」には絶対に欠かせない条件です。
また、喉仏は40代から下がってきて、年と共に喉仏が下がり、嚥下作用が落ちて
くるのです。
実は男性の方が女性より衰えやすいと言われているのは、多分女性の方がお喋り
なので、喉仏が上下して喉の機能が使われて衰えにくいそうです。
喉や口には呼吸、嚥下 発声と三つ働きがあり、また、口と喉には4つの通路が
ありますが、それは・・・
1 外から食べ物が入ってくる口の通路(口腔)。
2 鼻とつながって鼻の通路 (咽腔)。
3 空気が入る肺への通路(気管)。
4 食べ物が送りこまれる胃への通路(食道)。
食べ物がのみ込まれるためには、4つの通路の内3つまでが閉じられて、食道
へのルートだけが0・5秒だけ通行可能になるのだそうです。
何故誤嚥が起きるか?それは喉仏の筋肉がゆるんで、喉のふた「空気が入る肺への通路」
ができなくなること。飲み込むことを意識すること。
発声と嚥下は(飲み込む)はほぼ同じ筋肉を使っているので、シッカリ歌ったり
声を出したりするのは、飲み込む力をつけることに繋がります。これは私が創案し
毎回ヨーガのレッスンに取り入れていましたが、講演や、企業研修などでも大変
人気があった「声のトレーニング」です。私は今でも家事をしながら、毎日これを
歌っています。もしよかったらあなたもどうぞ!気持ちも明るくなり、老化も防ぎ
元気になり「一石三鳥」ですよ。まだ若いあなたも、毎日の小さな努力が、輝いて
生きるために必要な条件です。
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