この一カ月で、3度「定員内不合格」にされた子がいる。
はじめに40人空いていて定員内不合格。
二度目、受検者9人での定員内不合格は、障害児一人だけ。
席はまだ31個空いていた。
最後は、受検者5人での定員内不合格は、障害児一人だけ。
籍はまだ71個空いていた。
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ダウン症という障害のある子一人だけ、入学拒否して、校長が言う。
「障害を理由にはしていない」
「学力をつけてからきてください」
「人生を変えてしまう判断をするのだから、腹を括って落とした」と。
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「腹を括って落とした」とは、「腹を括って障害児を入学拒否」したということ。
障害が何かを知らない人間の、「障害を理由にしていない」という言葉が通用する社会。
この社会を、いつまで維持し続けるのだろう。
「あってはならない」ことが、堂々と、延々と続いている。
※記事は3年前