先日、市の少年補導委員の研修会でホームの話をさせていただいた。
初めは、数人の人がホームのことを聞いてみたい…ということだったのに、いつのまにか話が大きくなっていた(・.・;)
でも、これから先、ホームのことを知っていてくれる人、気にかけてくれる人は多い方がいい。そう思いながら話をしてきた。
◇
その研修会の三日前、Kちゃんが帰ってきて「はい、これ」と、タバコを差し出した。
「なにこれ?」
「今日、警察にタバコでつかまったぁ。帰ったら、タバコを預けるように言われたから」
「へー、素直じゃん」
「明日、電話かかってくるからよろしく~」
翌日、話を聞いてみると、補導委員の人に声をかけられたということだった。
「Kちゃん、あさって、補導委員の人たちの前で話をしなきゃいけないのに…、話しづらいじゃん」
◇
その研修会の二日後、Kちゃんは0時過ぎにパトカーで帰ってきた。
先輩と一緒に食事に行って飲んじゃった…ということらしいが、駅からふらつきながら歩いていたところ、声をかけられたらしい。
「わたしは、ぜんぜんふつうにただ歩いてただけ」という言い訳する話し方が、ぜんぜんふつうじゃなかった。
今年、パトカーでの帰宅は二人目。
講演会なんかしなくても、ホームのことは順調に知られていく気がする。
リビングの「禁煙」のポスターの横に、こんど「パトカーでの帰宅禁止」のポスターを貼らなくちゃ(゜゜)
最新の画像もっと見る
最近の「ホームN通信」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- ようこそ就園・就学相談会へ(494)
- 就学相談・いろはカルタ(60)
- 手をかすように知恵をかすこと(29)
- 0点でも高校へ(393)
- 手をかりるように知恵をかりること(60)
- 8才の子ども(161)
- 普通学級の介助の専門性(54)
- 医療的ケアと普通学級(90)
- ホームN通信(103)
- 石川憲彦(36)
- 特別支援教育からの転校・転籍(48)
- 分けられること(67)
- ふつう学級の良さは学校を終えてからの方がよくわかる(14)
- 膨大な量の観察学習(32)
- ≪通級≫を考えるために(15)
- 誰かのまなざしを通して人をみること(134)
- この子がさびしくないように(86)
- こだわりの溶ける時間(58)
- 『みつこさんの右手』と三つの守り(21)
- やっちゃんがいく&Naoちゃん+なっち(50)
- 感情の流れをともに生きる(15)
- 自分を支える自分(15)
- こどものことば・こどものこえ・こどものうちゅう(19)
- 受けとめられ体験について(29)
- 関係の自立(28)
- 星になったhide(25)
- トム・キッドウッド(8)
- Halの冒険(56)
- 金曜日は「ものがたり」♪(15)
- 定員内入学拒否という差別(97)
- Niiといっしょ(23)
- フルインクル(45)
- 無条件の肯定的態度と相互性・応答性のある暮らし(26)
- ワニペディア(14)
- 新しい能力(28)
- みっけ(6)
- ワニなつ(351)
- 本のノート(59)
バックナンバー
人気記事