《その「信じる」を、どうやって手に入れてきたのか?》
hideのお母さんへのインタビューのつづきです(o|o)
「もし養護学校を選んでいたら、いまのような自立生活ができたと思う?」
「できない」
「何が違う?」
「人を信じられない」
「それは、誰が?」
「私が」
「hideじゃなくて?」
「そう、hideじゃなくて、私が、いまのように、人を信じられないと思う」
「それが『できるようになった』のはどうして? 最初のきっかけは?」
「『自立生活』をしている障害者の人と出会ったこと…」
◇
そのことは、2年前の資料『星になったhide』にちゃんと書いてありました(-_-;)
◇
秀和が、まだ小学校に上がる前に、「普通学級がいいよ」と、声をかけてくれた、脳性マヒの車椅子の女性のことを思い出しました。その人が一人で暮らしているアパートに幼い秀和と出かけて、お米を研いだり、洗濯物を取り入れたり、一緒に買い物に行ったことを思い出しました。まだ、支援費などありませんでした。秀和の学校をどう考えたらいいのか探っている最中でした。
東大の小児神経科の先生から、障害があってもみんなの中で、一緒に育っていくことを勧められ、通っていた障害児の通所施設から出て保育園に通いました。小学校もみんなと同じ地域の小学校に通いました。小児神経科の先生から、伊部篤さんを紹介してもらい、伊部さんから佐藤さんを紹介してもらい、入学式の直前まで闘わないと実現できなかった小学校生活でした。高校に入るためには、3年間の浪人生活という時間がかかりました。
ひたすら、特別なところではなく、みんなが生きているその場所で生きてきました。けっして、楽な生き方ではありませんが、友達と同じ苦労をしてきました。障害のある秀和にとって、私が育ってきた以上に苦労をしてきたに違いありません。
言葉を使わない秀和が、『この生活を望んでいるかのと』問われることがしばしばあります。秀和は、“みんなと同じところで生きていく”これしか知りません。それでいいのです。
◇
うーーーーん。
書くことがないな~(o|o)
私じゃなくて、hideの母ちゃんに話を聞けばいいのになあと思います
(-。-)y-゜゜゜
でもなあ、27歳の息子の講演会なんだから、母ちゃんの出番じゃない、というのも確かだからな~~(・。・;
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