

都心で8センチ‼
なら 奥多摩や 丹沢、秩父に至っては 大変な事になってるでしょー


行きたい 行きたい 行きたーい

しかし世の中、ままなりません…

こんな時に限って
何故か、抜けられない仕事(催事)が続くのでした…

登録している Facebook や、SNS には
待ち望んだ雪に歓喜し 戯れる輩の報告が溢れ



くぅ~っ、世を拗ねる テロリストの気持ちが
ちょっとだけ 解る気がしたものです…

( ↑↑↑ 嘘、嘘、嘘ですよ~っ‼

そして…
やっと 仕事が一息ついた時には、
近場の山では、もう モフモフの雪は言うに及ばず
溶けかかって泥寧地獄と化した山道しか
残っていないのでした…







もぉ~っ、どこ行ってたのよぉ~ 将軍ったら‼

どっかに いい娘でも囲ってたんじゃないのぉ~
い、 け、 ず!!

さて、では、どこ行くべ⁈
冬将軍、現れたは良いけど


週末に向け ちょっと荒れ気味の天気予報

『ピーカン天気に新雪の中の登山』 っていう理想は この際置いといて
シーズン 最初だし、
取り敢えずは 雪の世界の中に だだ浸る、っつーのをテーマに






前々から温めていた、雪シーズンの秘湯


いよいよ、そこへ、 挑む時
潮目が満ちたのかもしれません… (




今回もお世話になった、
東武鉄道 株主優待切符。900円也で、鬼怒川温泉駅とうちゃこ!

あれ⁈


大丈夫かねぇ

1日4本しかない、奥鬼怒温泉郷行きのバス、
乗客 わずかに3人
え⁈





奥鬼怒温泉郷には




「加仁湯」「 八丁湯」「日光澤温泉」それに「手白澤温泉」
手白澤以外は 終点の女夫渕バス停から

秘湯たる理由です。
イヒヒ


奥鬼怒川に沿った遊歩道経由のルートと
奥鬼怒スーパー林道経由のルートと
どちらも3時間弱の道のり。

予約した時に、
暗に林道経由をすすめられました。
雪さえ無ければ 聞くまでもなく遊歩道を行ったでしょうが…

未練がましく 遊歩道の入り口をチェックしますが
想像に反し いきなりの 鉄階段 急登! ↓↓↓
あれれ⁈

こりゃ 用心して 林道を行くっきゃないか…


季節が異なってても、一度歩いたことさえあれば
何て事はないのかも知れないけどねぇ~
などと、独りごちて
諦めます


林道の嫌いなところは
無駄にくねくね くねくねと、蛇行してばかりで
時間ばかりかかる事



奥鬼怒スーパー林道も
ご多聞に漏れず くねくね くねくね、くねくね くねくね…

そもそもこの林道、
舗装路なのか、未舗装なのか、
積雪が圧搾された上に 凍結していたりして
さっぱりわからない

まっ、軽アイゼン 履いとけば 間違いないっしょ

さっき お客さんを乗せて先に出発して行った
加仁湯温泉の

運転手さん、
意識してか そうでないのかは分かりませんが
目を合わせようともしません。
大丈夫ですて、
乗せてくれなんて
言いませんよ~
イヒヒ

単調な林道歩きに飽きた頃
今度は お客さんをたくさん乗せて、
ガタピシトロトロ と、再び

脇に寄って、バスをやり過ごそうとすると
車内のお客さんから 好奇の視線攻撃、
「ハイッ、みなさ~ん、
今 外に見えているのは、絶滅種の
“ 雪山属 秘湯 訪ね人 ” ですよ~」
「 今では たいへん珍しいので、
写真を撮りましょうね~ 」

てなことを 言ってたか言ってなかったか



やっと、手白澤温泉への 分岐の標識が現れましたぁ

何々、ここから後30分⁈
夏道時間での30分やから、まぁ もう少しは
覚悟せなあかんね~

ここから先、今朝から人が入った形跡が有りません。
乾いた粉雪が 絶え間なく ずっと降っていて
道こそハッキリしていますが、
膝下10センチ程の、新雪ラッセル‼




鹿くんも さっき歩いてったみたいです…






隊長が先頭を分け入って30分、




名物犬「岳」の お出迎えです♪



じゃあ、先ずはともあれ 荷物を置いて…


解凍~っ!!



湯量が豊富なので、洗い場に蛇口は無くて
なんと、かけ流しの温泉が カラン代わり



これぞ、



凍ったしぶきと 雪とが造りだした
『 温泉の縁で休む 白鹿 』
豊富な湯量を誇る源泉が近いので
それを宿中の床にパイプを配して 床暖房として張り巡らしています。

宿中、いい感じに じんわりとあったかくて リラックスします



岳くんの定位置も、ここっ
あったかくて すぐ




え~っと、(^^;) 遷都くん ではありません、へへっ


天井が高い ゆったりとした贅沢な造り
平屋建てなのが びっくり!!

楽しみにしてきた夕食!!


満足、満腹っす!!


暖炉!! やっぱりこれに限りまっす!!



えへんっ!! (キリリッ)
岳くん、いつもふやけてばかりいるわけではないっすよ!!


血筋は「川上犬」だそうです。


まったり まったりと夜は更けていきます…
外では小雪が 絶えることなく降りしきっています…

予想していた通り 宿は貸切で
テレビなんて もちろん無くて
雪がすべての音を 静かに包み込んで、静かに、静かに…






すべてが寝静まった夜に、隊長の寝息( いびき?!) だけが
いつまでもつづいておりました、とさ…


最後まで おつきあいいただきありがとうございます。
ついでに、こちらも よろしくお願いします…

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