はじめは右上のヨツボシオオキスイが優勢だったが、最後には負けて逃げ始めた。
牙は伊達にはついていない。
先日、ハキリバチらしいハチが盛んに産卵活動?をしていた伐採木。
今日も来ているかなと覗いてみると、確かに2-3頭は来ていたが大分少なくなった。
その中に見覚えのない黒いトックリバチのようなハチが木の穴に出入りしていた。
何とか撮れたのが上の3枚の写真。
調べてみると、サイジョウハムシドロバチだ ヤマトフタスジスズバチだという。腹部以外には黄色い紋はない。
詳細な画像は「ムシをデザインしたのはダレ?」様に載っている。
体は黒色で、腹部第1、2、4背板後縁に黄色帯。ハラナガハムシドロバチ(Symmorphus foveolatus)より小型で、腹部第1節は長さよりも広く、中央に深い縦溝がある。ノミゾウムシ類の幼虫を狩る。等とある。
さらに
ということは、同じ穴に二重に営巣するのだろうか??
引き続き観察してみたい。
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お仲間のOさんからメールで、このハチはヤマトフタスジスズバチだと教えて頂いた。
腰のくびれ方がサイジョウハムシドロバチとは違うという。
確かにOさんの言われる通りで記事を訂正した。
Oさん、ありがとうございました。
森林総研 竹筒ハチ図鑑様には以下のようにある。
ヤマトフタスジスズバチはドロバチ科フタスジスズバチ属で
比較的大型で細長いハチ。体色は黒色で、腹部第1-2背板に黄色の細横帯をもつ。胸部はつや消し状であるが、腹部には光沢がある。
竹筒や枯枝の空隙に、植物の葉片をかみ砕いたもの(濃緑色-茶色)で仕切りを作り営巣する。育室の間には葉片が詰め込まれている。
幼虫の餌としてメイガ、ハマキガ、キバガ、ヤガなどの幼虫を狩る。単にフタスジスズバチとも呼ばれる。