近くに雛がいるのだろうか?
ニーニーと盛んに呼んでいる。
つづく。
ケヤキの伐採木を見に行った。
変わった虫もいなくて帰ろうかと思った時に、この黒いハチが目についた。
かなり大きくて、30mm近くありそうだ。
たくさん写真を撮ったので、ポーズを変えてもらおうと刺激してみた。飛んだら飛んだで仕方がない。
ところが動かない。枯れ枝でつついても動かなかった。
実は動かないのではなく、動けなかったのだ。
産卵管が木にに引っかかって抜けなくなっていた。
調べてみると、これとそっくりなことがご近所の小さな生き物たち様に書かれていた。
堅い木に産卵管を差し込むので、産卵後に抜けなくなってしまう個体が多く、そのまま木にへばり付いたままになってますが、直ぐには死んでしまうこともないようで、
翌週に確認した範囲では息のある個体も何匹か存在していました。
木にへばり付いたままになっていますが、最終的には野鳥の餌か何かになってしまうのでしょう。二週間後には、ほとんどの個体が木から無くなっていました。
キバチにして見れば、無事に大役の産卵に成功したので、これはこれで本望なのかもしれない。
クロヒラアシキバチは初めての記録だった。
カラムシの葉がブルブル震えていたので、さては?とひっくり返してみると。
居ました!! フクラスズメの幼虫。
フクラスズメの幼虫は、刺激があると体をブルブル震わせて威嚇する。
2011年10月24日 に撮ったフクラスズメ成虫。