在庫から。
初めて見るハマキガを見つけた。
名前にたどり着けなくて、詳しい方にメールで教えて頂いた。
トサカハマキだという。Sさん、ありがとうございました。
個体変異が激しくて同定は難しい。
幼虫は、バラ、サンザシ、スモモ、セイヨウバラ、コアカソを食べるという。
頭部が白いのと、左右一対の黒い紋は共通するようだ。
感心したことがあった。
虫の繭か巣なのだが、なんとシンプルで合理的、強い構造だろうか。
葉っぱは枯れないように考えられている。
どんな虫だろうかと開いてみると、小さい緑色の幼虫が見えたが不覚にも地面に落としてしまった。
大きなキノコをひっくり返すと小さな虫がいた。
オオキノコといっても体長2.8~3.3mmと小さい。
シイタケ栽培の大害虫だという。
クロバネツリアブは、オスもメスも複眼の間が離れていてオス、メスの判別ができないという。
だが、ある仮説があるという。
「尾端の白帯が二つに分かれている方がメス(のことが多い)のようです。」
これに従えば写真のクロバネツリアブはオスということになる。
2011年09月06日 に撮った、お尻を地面の砂に押し付けるクロバネツリアブ。尾端接触行動は卵に砂をまぶしているという。
つまりメスということで仮説と一致する。