産卵に来たのかもしれない。
山間部の森林や林縁で見られる。昼間に木陰の低いところを飛んでいたり、低木や草の葉に止まっているのがよく見られる。飛び方はかなり頼りない。
交尾も物陰に隠れて行われ、1~2日連続して行われ、その翌日に直径約0.7mmの卵を30~40個産む。孵化までに20~22日かかる。
幼虫は浅い土中に生息し、孵化直後の体長約2mm。野外の土中からは体長13mm程度の幼虫が採集できる。
前胸の背面に「川」の字型の3本の縦じまがあり、頭部は前胸の下に隠れている。
古くから陸貝類を捕食するとされてきたが、飼育実験では生息環境に見られる陸貝類のいずれをも捕食せず、ミミズを与えると捕食することが確認されている。
幼虫で越冬すると推測されているが、越冬場所は判明していない。6月ごろになると土中の浅い部分の間隙で蛹になる。
等とある。