アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ぴあのピア ♪ ブルグミュラー

2007年05月04日 | ピアノ全般
毎週月曜日から金曜日の毎日放送されるテレビ番組
ぴあのピア。

今日はブルグミュラーでした。

ヨハン・フリードリッヒ・フランツ・ブルグミュラー (1806~1874)
瞳が美しく優しい雰囲気の人。

ドイツ人のブルグミュラーが、パリに移住したのは、
1832年、彼が26歳のときでした。

ブルグミュラーが作曲したピアノ練習曲は、
600にも及ぶのだそうです。
サロン・ピアノ曲も、400以上あるとか。

パリ17区音楽院教授のスタジェヴィックさんは、

ピアノ演奏には頭脳・心・指が総合的に必要ですが、
ブルグミュラーの練習曲は、そのことを教えてくれます。
まるで小さな宝石のようです


と、おっしゃっています。

ブルグミュラーは、40代以降ピアノ教育に専念し、
1851年に「25の練習曲」を作曲しました。

この曲集に収められている曲は、とてもよく知られている上に、
特に日本では、とても多くの人に愛されている作品ですね。

この曲集の2番目の曲「アラベスク」。
本当に、どなたでもご存じの曲なのではないかと思います。

ピアノを習っていなかった私が、この曲を知ったのは
小学校5年生くらいの頃だったと記憶しています。

当時ピアノを習っていた仲良しの友人が、
休み時間に教室のオルガンで、アラベスクを弾いていました。
私は彼女の横で、彼女の手の真似をしているうちに
1曲全部覚えてしまい、ひとりでも弾けるようになりました。

今思うと、ブルグミュラーのアラベスクが、
私が初めて弾いたピアノ曲だった、と言えるのかもしれません。

このアラベスクという曲。
手が小さくても弾けるんです。(5度届けば大丈夫♪)
音も少ないので、とても弾きやすい。
なのに、とっても素敵な曲なのですね。
(伊藤恵さんの言葉より・・・)

ブルグミュラーの練習曲は、単なる技術の習得だけでなく、
ロマンティックな曲想から、
想像力を育てることも目的とされている

とのこと。

この曲集が、日本で大変人気がある理由として、
ピアニストの伊藤恵(いとう けい)さんは、
次のようにおっしゃっていました。

 ♪ ひとつひとつの曲に題名がついていること。
   また、その題名がロマンティックだということ。
 ♪ 憂いがあること。
   ちょっとメランコリック、センチメンタルな感じで、
   そういう部分があった上で、
   とても素敵な世界を表現していること。

ドイツ人でパリに渡り、後に帰化したブルグミュラーの音楽が、
日本人にしっくりくる・・・というのも、面白いですね。

来週からは、いよいよショパンの登場です。


<放送時間>

NHK BShi
  ♪ 月曜~金曜 AM7:35~7:45
  (再)月曜~金曜 PM9:50~10:00
  (再)日曜(1週間分まとめて) AM6:00~6:50

NHK BS2
  ♪ 月曜~金曜 PM6:45~6:50 (再)

小鴨色

2007年05月04日 | 誕生色
今日はみどりの日で、祝日です。
昨年までは「国民の休日」だったのが、
今年から変わったのですね。
内容が何であれ、カレンダーの数字が
赤いことに変わりはありません。

風薫る5月。
昨日に引き続き、全国的に良いお天気のようです。
(でも、今日のうちに、西から崩れてきそうですが…。)

緑や花々の薫りが、風に乗って届きます。
自然からの素敵な贈り物。。


■5月4日の誕生色 

   小鴨色 (こがもいろ)
     再生能力、経営力、刷新力、勝利のカギ

 よどんでいたものを蘇らせる力がありそうですね。
 新しい風を吹き込んで、再生することができるのでしょう。
 まるで5月の風のよう。
 みんなをまとめる力を持ち、実行もできるという、
 要の部分を握っているのでしょうね。

 昨日5月3日の誕生色はティールグリーン。
 やはり小鴨の色でした。
 本日の小鴨色は、ティールグリーンよりも、
 やや濃い目のグリーンになるようです。

 一口に、小鴨の頭の色、と言っても、それぞれですよね。
 色の認識は、実際の色が目の前にあっても、難しそうです。

■5月4日の誕生花 





























花の名前 主な花言葉
スターチス 永久不変
スターチス (紫) 上品さ
イカリソウ あなたを離さない
イチゴ 甘い香り
イワナシ 恋のうわさ
ヤマブキ 気品
ヤマツツジ 燃える思い
ヒャクニチソウ 遠くの友を想う
ミモザ 感じやすい心
スズラン 純愛
ハナミズキ 私の想いを受けてください
ハナショウブ 優しい心
フリチラリア 才能