毎週月曜日から金曜日の毎日放送されるテレビ番組
ぴあのピア。
今日はブルグミュラーでした。
ヨハン・フリードリッヒ・フランツ・ブルグミュラー (1806~1874)
瞳が美しく優しい雰囲気の人。
ドイツ人のブルグミュラーが、パリに移住したのは、
1832年、彼が26歳のときでした。
ブルグミュラーが作曲したピアノ練習曲は、
600にも及ぶのだそうです。
サロン・ピアノ曲も、400以上あるとか。
パリ17区音楽院教授のスタジェヴィックさんは、
ピアノ演奏には頭脳・心・指が総合的に必要ですが、
ブルグミュラーの練習曲は、そのことを教えてくれます。
まるで小さな宝石のようです
と、おっしゃっています。
ブルグミュラーは、40代以降ピアノ教育に専念し、
1851年に「25の練習曲」を作曲しました。
この曲集に収められている曲は、とてもよく知られている上に、
特に日本では、とても多くの人に愛されている作品ですね。
この曲集の2番目の曲「アラベスク」。
本当に、どなたでもご存じの曲なのではないかと思います。
ピアノを習っていなかった私が、この曲を知ったのは
小学校5年生くらいの頃だったと記憶しています。
当時ピアノを習っていた仲良しの友人が、
休み時間に教室のオルガンで、アラベスクを弾いていました。
私は彼女の横で、彼女の手の真似をしているうちに
1曲全部覚えてしまい、ひとりでも弾けるようになりました。
今思うと、ブルグミュラーのアラベスクが、
私が初めて弾いたピアノ曲だった、と言えるのかもしれません。
このアラベスクという曲。
手が小さくても弾けるんです。(5度届けば大丈夫♪)
音も少ないので、とても弾きやすい。
なのに、とっても素敵な曲なのですね。
(伊藤恵さんの言葉より・・・)
ブルグミュラーの練習曲は、単なる技術の習得だけでなく、
ロマンティックな曲想から、
想像力を育てることも目的とされている
とのこと。
この曲集が、日本で大変人気がある理由として、
ピアニストの伊藤恵(いとう けい)さんは、
次のようにおっしゃっていました。
♪ ひとつひとつの曲に題名がついていること。
また、その題名がロマンティックだということ。
♪ 憂いがあること。
ちょっとメランコリック、センチメンタルな感じで、
そういう部分があった上で、
とても素敵な世界を表現していること。
ドイツ人でパリに渡り、後に帰化したブルグミュラーの音楽が、
日本人にしっくりくる・・・というのも、面白いですね。
来週からは、いよいよショパンの登場です。
<放送時間>
☆NHK BShi
♪ 月曜~金曜 AM7:35~7:45
(再)月曜~金曜 PM9:50~10:00
(再)日曜(1週間分まとめて) AM6:00~6:50
☆NHK BS2
♪ 月曜~金曜 PM6:45~6:50 (再)
ぴあのピア。
今日はブルグミュラーでした。
ヨハン・フリードリッヒ・フランツ・ブルグミュラー (1806~1874)
瞳が美しく優しい雰囲気の人。
ドイツ人のブルグミュラーが、パリに移住したのは、
1832年、彼が26歳のときでした。
ブルグミュラーが作曲したピアノ練習曲は、
600にも及ぶのだそうです。
サロン・ピアノ曲も、400以上あるとか。
パリ17区音楽院教授のスタジェヴィックさんは、
ピアノ演奏には頭脳・心・指が総合的に必要ですが、
ブルグミュラーの練習曲は、そのことを教えてくれます。
まるで小さな宝石のようです
と、おっしゃっています。
ブルグミュラーは、40代以降ピアノ教育に専念し、
1851年に「25の練習曲」を作曲しました。
この曲集に収められている曲は、とてもよく知られている上に、
特に日本では、とても多くの人に愛されている作品ですね。
この曲集の2番目の曲「アラベスク」。
本当に、どなたでもご存じの曲なのではないかと思います。
ピアノを習っていなかった私が、この曲を知ったのは
小学校5年生くらいの頃だったと記憶しています。
当時ピアノを習っていた仲良しの友人が、
休み時間に教室のオルガンで、アラベスクを弾いていました。
私は彼女の横で、彼女の手の真似をしているうちに
1曲全部覚えてしまい、ひとりでも弾けるようになりました。
今思うと、ブルグミュラーのアラベスクが、
私が初めて弾いたピアノ曲だった、と言えるのかもしれません。
このアラベスクという曲。
手が小さくても弾けるんです。(5度届けば大丈夫♪)
音も少ないので、とても弾きやすい。
なのに、とっても素敵な曲なのですね。
(伊藤恵さんの言葉より・・・)
ブルグミュラーの練習曲は、単なる技術の習得だけでなく、
ロマンティックな曲想から、
想像力を育てることも目的とされている
とのこと。
この曲集が、日本で大変人気がある理由として、
ピアニストの伊藤恵(いとう けい)さんは、
次のようにおっしゃっていました。
♪ ひとつひとつの曲に題名がついていること。
また、その題名がロマンティックだということ。
♪ 憂いがあること。
ちょっとメランコリック、センチメンタルな感じで、
そういう部分があった上で、
とても素敵な世界を表現していること。
ドイツ人でパリに渡り、後に帰化したブルグミュラーの音楽が、
日本人にしっくりくる・・・というのも、面白いですね。
来週からは、いよいよショパンの登場です。
<放送時間>
☆NHK BShi
♪ 月曜~金曜 AM7:35~7:45
(再)月曜~金曜 PM9:50~10:00
(再)日曜(1週間分まとめて) AM6:00~6:50
☆NHK BS2
♪ 月曜~金曜 PM6:45~6:50 (再)