アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

憧れのレッスン

2007年05月13日 | ピアノ全般
この指がもっと自由に動いたらなら・・。
この手がもっと開いたなら・・。

ピアノを練習している人ならば、
誰でも、そう思うことはあると思います。

以前の自分と比べると、確かに上達はしているのですが、
もっともっと、と、つい欲が出ますよね。

短期間で、自分の手指を理想に近づけて改造できたなら、
どんなにいいでしょう!

普通に考えると、
長い時間をかけて、
たくさんの練習を積んで
ほんの少しずつ理想に近づけていくのでしょうね。

ところがです。
とっても羨ましいレッスンがあるのです。

「アルペッジョじゃない」でも記述した
『ブラームス回想録集 第1巻』という本の中に、
ピアノ教師としてのブラームス
について書かれた文章があります。

実は、「アルペッジョじゃない」というセリフも、
この章に書かれていました。

クララ・シューマンの薦めで、
ブラームスのレッスンを受けることになった
女流ピアニストの文章です。

手首を楽にする方法たるや類のないもので、
これまで見たことも聞いたこともなかった。
ところが私の手首は、ほとんど苦労しないまま、
二週間ですっかりほぐれていたのである。
ある日、指の付け根の固い出っぱりが、
大方消え失せているのを意気揚々と見せて
「先生のおかげです!」と言ったら、大笑いしていた。
信じられないことだが、レッスンが始まってほんの数週間で、
私の両手の様子は完全に変わってしまったのだ。


何とも羨ましいお話ですよね。

この文章を読んでいて・・・
スーパーピアノレッスンのような雰囲気を
思い浮かべてしまいました。

枯草色

2007年05月13日 | 誕生色
今日は思ったよりも良いお天気で、よかったです♪
湿度はちょっと高くなっていますね。

たんぽぽの綿毛。
あなたがお住いの地域では、いつ頃飛んでいますか?

たんぽぽの綿毛は、そろそろ春が終わり、
初夏の気候になってきていることを告げてくれます。


■5月13日の誕生色 

   枯草色 (かれくさいろ)
     知力、体力、正確な理解力、アイデアの具体化

 健全な知力と体力の持ち主なのでしょうね。
 何事をも的確に捉えて正確に理解できる上に、
 企画や課題、問題の解決策などを具体化できるのですから、
 すばらしい! 

 枯草色。
 草が枯れた状態の色。

 物事をハッキリ言うような大衆的な雰囲気のある名前。
 そのことから、この色の名前が使われはじめたのは、
 それほど古いことではなさそうです。

 その昔は 枯色 と呼ばれていたとか。
 平安時代など、衣装の色目の名前にも使われていました。

 これもまた、誰もがわかる身近な自然の色が、
 色の名前として使われてきたのですね。

■5月13日の誕生花 





















花の名前 主な花言葉
サンザシ 唯一の恋
カーネーション (赤) 清らかな慕情
エラティオール 勝者の余裕
ボロニア 芳香
フランネルソウ 誠実
カキツバタ 幸運
ジャーマンアイリス 使者
カリフォルニアポピー 願いを叶えて
ミヤコワスレ しばしの憩い