午後5時58分 撮影
息子のお友達が何人か来ると、
わが家の狭い玄関は、デッカイ靴で埋めつくされる。
「お邪魔します」と、頭の上から声が降ってくる。
急に自分の背が縮んだような錯覚に陥るワタシ。。。
■8月13日の誕生果
ケルシージャパン
隠れた愛
・和名 : ケルシー
・分類 : バラ科、 サクラ属
・原産地 : 日本
ケルシージャパン。
日本は甲州の生まれ、アメリカはカリフォルニア育ちのスモモ。
日本には、甲州大巴旦杏(こうしゅうはたんきょう)とか
兜李(かぶとすもも)と呼ばれるスモモがあったとさ。
アメリカには、カリフォルニアのバークレーに、
育種家のジョン・ケルシーという人がおったとさ。
ケルシー氏は、来日したアメリカ人農政家から送られてきた
甲州巴旦杏の苗を、アメリカプラムと交配するようになったとさ。
それから10年の月日が経った、明治10年代の頃。
ケルシー氏の努力が見事に実り、
素晴らしい改良種が出来上がったとさ。
ケルシー氏が栽培した日本のプラムということで、
「ケルシージャパン」と名付けられたとさ。
その美味しさと、果実の見事さは一気に広まって・・・
アメリカはもとより、ヨーロッパやオーストラリア、
そして南アフリカでも栽培されるようになったとさ。
大正時代に入り・・・
このケルシージャパンは、逆輸入の形で、
日本へやってきたとさ。
ケルシージャパンの果皮は緑色で、果肉は黄色。
酸味はほとんどなく、風味が良いとっても甘いスモモ。
普通でも、150g~200gくらいで、
大きなものは、250gにもなるのだとさ。
大量には出回らないし、
見かけはべっぴんではないけれど。
もしも、アナタが甘いプラムをお望みならば、
ケルシージャパンは期待を裏切らないでしょう。
誕生果とくだもの言葉 出典:
日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
(参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)
■8月13日の誕生色 : 白 群
■8月13日の誕生花 : キリンソウ、他