平泉文化の象徴にして、天台宗東北大本山の中尊寺。
その昔、この地を治めた奥州藤原氏の栄華を今に伝える金色堂は、
この世の物とは思えぬほど荘厳で雅な世界でした。

町営の第一駐車場から、本堂・金色堂へと続く「月見坂」を上ります。
両脇には伊達藩が植えたとされる杉並木です。

参道の中程に本堂が姿を現します。

言わば中尊寺の中心です。
現在の本堂は明治42年に再建されたもの。

本尊の釈迦如来坐像は一丈六尺と大きな仏様です。

枝ぶりも見事な赤松がひと際目を惹きます。

峯薬師堂
参道沿いにはいくつものお堂が建ち並んでいます。

弁財天堂

金色堂
撮影禁止の為、中の様子はお伝えできませんが、極楽浄土を表したとされる
その世界観に圧倒され、言葉を失いました。

経蔵から旧覆堂を望む。


釈迦堂

紅葉時期も間違いなく素晴らしいことでしょう。

能舞台

「五月雨の降のこしてや光堂」
かの芭蕉爺もこの地を訪れたことを考えますと、ロマンを感じずにはいられません。

