凡人の嗜み

自己流写真で花や日常風景を
感じたままに表現した~い(目標)
身軽に、手軽にが信条

苔に魅せられて 室生犀星旧宅 (軽井沢町)

2015-09-16 | 軽井沢

室生犀星(むろお さいせい)
大正から昭和中期までのあいだ活躍した
日本文学を代表する詩人・小説家の一人。




軽井沢の清涼な空気と美しい自然に魅せられた犀星は、
「つるや旅館」を常宿とし、萩原朔太郎、芥川龍之介、
松村みね子ら名立たる文豪たちと交流を深めます。




昭和六年に建てられ、亡くなる前年の昭和三十六年まで、
毎夏過ごした犀星の旧居が、無料で一般公開されています。





室生犀星記念館
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢884




この家には、堀辰雄、島津信夫、立原道造ら若き詩人たちが訪れています。





また近くに滞在していた志賀直哉、正宗白鳥、川端康成ら
多くの作家たちとも交流していたそうです。





自らがが築いた庭と自然に囲まれた軽井沢での生活は、
犀星の創作意欲を高め、多くの作品を文学史に残しています。




きりふかき しなののくにに こほろぎの 
あそぶお庭を我はつくるも





※以上、記念館のパンフレットを引用、参考にしました。
それに倣い、恐れながら文中の敬称は略しています。




苔むした麗しい園庭に身を置いていますと、こんな私にも
小説のひとつでも書けるんじゃないかと、勘違いしてしまいそうな程。
旧軽井沢銀座からも至近距離。古民家、庭園好きにはおススメです!

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