平泉が世界遺産に登録されたニュースは、
震災後の日本を明るくしてくれましたよね。
気が付けば、その登録から4年も経つのですね。
毛越寺
岩手県平泉町字大沢58
0191-46-2331
毛越寺はモウツウジと読みます。通常、越という字をツウとは
読みませんが、越は慣用音でオツと読みます。従ってモウオツジが
モウツジになり、更にモウツウジに変化したものです。
毛越寺は慈覚大師円仁が開山し、藤原氏二代基衡(もとひら)から
三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営されました。
往時には堂塔40僧坊500を数え、中尊寺をしのぐほどの
規模と華麗さであったといわれています。
奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失したが、
現在大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な
状態で保存されており、国の特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けています。
仏の世界すなわち浄土を地上に表現したと伝わる浄土庭園。
大泉が池は浄水をたたえ、その周辺には、州浜、荒磯風の水分け、
浪返しにあたる立石、橋のたもとをかざる橋引石、枯山水風の築山、
遺水などの石組を配し、この景観は平安時代に書かれた日本最古の庭園書である
作庭記に基づいて作られてた学術的にも貴重な庭園です。
800有余年を経た現在も、四囲の樹木の景観と相まって、
なお変わらぬ美しさを見せています。
以上、公式HPより引用。
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