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北海道神宮頓宮

2012-05-13 21:54:22 | 札幌の神社

                昨日、記事にした北海道神宮の末社です。

             北海道神宮頓宮(とんぐう)
       
              (札幌市中央区南2条東3丁目)


       

  頓宮は明治4年、円山の地に鎮座した札幌神社(現・北海道神宮)が市街地と離れていて、冬季間積雪等
 により参拝が困難に
なることから、明治11年に現在地に札幌神社遙拝所として設置されました。
  明治14年から30年までの16年間は、この遥拝所で札幌神社社務所の事務が執られ、祭典のみ円山の
 本社で執り行われた
時代もありました。
  明治34年9月1日に失火して焼失しましたが、明治43年札幌神社の造営を気に、明治11年に造営された
 札幌神社拝殿の古材
払い下げを申請して、本社神輿渡御の御旅所として社殿造営に着手し、明治43年11
 月17日、頓宮と名称を改めました。

  昭和22年9月30日、頓宮に札幌神社の御分霊を奉斎し札幌神社末社となりました。
 昭和39年9月21日、札幌神社に明治天皇を増祀し、札幌神社が北海道神宮と改称されるに伴い、頓宮も
 北海道神宮頓宮として
今日に至っています。

        御祭神は、本社と同じく、大国魂神・大那牟遅神・少彦名神・明治天皇です。 
               例祭は本社と同じく6月15日です。

 

    
                                 社殿


                 お守りやお札も本社と同じものとなります。
                    

                頓宮の狛犬は、縁結びにご利益があるとか

                   こちらは平成6年の奉納
            


      社殿の前にある狛犬は、明治23年の奉納 北海道最古の狛犬だそうです。
       


                       御朱印
          

               境内に咲いていた桜
             


     本社に比べて、こじんまりとしていますが、ご利益は本社と同じです。



  




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北海道神宮

2012-05-12 21:33:30 | 札幌の神社

                 北海道開拓の守護神としてお祀りされている

                       北海道神宮
     
                      (札幌市中央区宮ヶ丘474)


  明治2年9月1日、開拓使長官 東久世通禧らが北海道への赴任に先立ち、明治天皇の勅旨により開拓の守護神として
 大国魂神・大那牟遅神・少彦名神の三神を祀る「北海道鎮座神祭」が東京で斎行されました。これが北海道神宮の創始と
 されています。
  同年9月21日、三神の御霊代は開拓使長官 東久世通禧に奉じられ品川港から函館に到着。ここから開拓判官 島義勇
 がこれらを奉じ小樽の銭函の仮役所に仮安置し、同年12月3日に札幌に入り、現在の北2条西1丁目の「札幌第一番役宅」
 に御霊代を奉遷しました。
  明治3年4月15日に現在の北5条東1丁目の仮社殿に遷座し「一の宮」「勅祭者」と呼ばれました。明治4年5月14日に
 「札幌神社」と社名が定められ、同年9月14日に円山に社殿が完成し、開拓判官 岩村通俊が祭主となり遷座祭が行われま
  した。
  大正2年、伊勢神宮御正殿の古材の下附により2代目の社殿が造営されました。
 昭和39年10月5日、明治天皇が御増祀となり「北海道神宮」と改称されました。昭和49年11月10日、社殿が放火に遭い
 全焼してしまいました。現在の社殿は、昭和53年に復興されました。


         
 御祭神は、大国魂神・大那牟遅神・少彦名神・明治天皇です。 
                    例祭は
6月15日です。 


              北1条通り 北1条西4丁目に社名碑が
    
               5km以上手前に社名碑があるとは・・・

               第一鳥居は北1条西25丁目に
    
                    かなり巨大です。

                      第二鳥居 
    

                        表参道
    

                         神門
    

                         拝殿
    

            外国からの参拝客も多いようで、パンフも各種ありました。
    

             神門の横には 開拓判官 島義勇像が
            


        直心亭と呼ばれる建物と島義勇像の間に、ひっそりと狛犬が
      


                        第三鳥居
      

                      円山公園口鳥居
      
 
                   境内の中ではお花見が
     

          北海道では珍しい杉林 この辺りが北限のようでです
                 
   
                         直心亭
   


                     境内社があります


                      穂多木神社 
   
            


   旧北海道拓殖銀行で永年勤務功労のあった物古役職員をお祀りする為に、昭和13年に同行本店に建立されました。
  昭和25年にこの地に遷座して現在に至っています。


                     札幌鉱霊神社
    
          


   鉱礦業従事者の殉職者を奉祀する為に、昭和18年6月25日に鎮座祭並びに第一回合祀祭が行われました。
 昭和24年にこの地に遷座して現在に至っています。

                       開拓神社
   
          


  昭和13年、北海道開拓七十年にあたり、開拓奉斎殿を建立し同年8月15日、開拓功労慰霊祭を執行しました。
 続いて全道から奉斎神の申請を求め三十六柱が選考され同年12月3日に開拓奉斎殿の社殿を以って開拓神社
 として鎮座祭が行われました。昭和29年9月22日、依田勉三を合祀して三十七柱の祭神となりました。

 御祭神  武田信広  松前慶広  佐藤信景  村山伝兵衛  松田伝十郎  本多利明  伊能忠敬  高田屋嘉兵衛
        栖原角兵衛  最上徳内  近藤重蔵  間宮林蔵  中川五郎次  鈴鹿甚右衛門  井上長秋  松前徳広
         田崎東  鍋島直正  島義勇  松川辨之助  続豊治  下国安芸  清水谷公考  早川彌五左衛門
         松浦武四郎  吾妻謙  佐野孫右衛門  伊達邦直  黒田清隆  小林重吉  永山武四郎  岡本監輔
         伊達邦成  東久世通禧  田村顕允  岩村通俊  依田勉三




         北海道一の広さを誇る境内 一周すると、かなりいい運動になります。



                   さらに今回から始めてしまいました。

                   授与所で千円納めていただきました。


                         御朱印帳
             

                  参拝記念にいただくものです。
              

              一体、どれだけ趣味を持てばいいのか・・・。



  





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伊夜日子神社

2012-05-06 21:18:41 | 札幌の神社

 

                   中島公園の東側にある神社です。


             伊夜日子(彌彦)神社 いやひこじんじゃ
   
                (札幌市中央区中島公園1番8号)


   

    弥彦 ( 伊夜日子 ) 神社は本社が新潟県の弥彦神社で、天之香具山命をお祀りしています。
  新潟県から札幌に移住した有志により、明治45年1月、中島公園に心の拠り所と小さなお宮を建立した
  のが始まりです。

   大正9年には60坪の社殿が造営され、昭和45年に太宰府天満宮より学問の神様である菅原道真公
  の御分霊を拝戴。

  昭和60年には御鎮座75年を記念し神殿と大鳥居を竣工し、平成23年に御鎮座百年を迎えました。


        御祭神は、天之香具山命 菅原道真公 です。  例祭は7月27日です。

     
                    
                         
                               狛犬
   
               阿形                              吽形 


                             本殿
    

             境内には小唄塚と呼ばれる碑があります。
              
               蓼派小唄師匠の顕彰碑だそうです。


             

              ここ何年か、私が初詣に行く神社です。



      撮影日 4月15日



  




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札幌水天宮

2012-04-27 20:21:13 | 札幌の神社

   以前にも記事にしましたが、改めて。


                           札幌水天宮
      
                         中島公園から鴨々川を渡る橋があります。

      

                   札幌市中央区南9条西4丁目429

       
                                  本殿

      

  明治17年(1884)旧久留米藩士水野源四郎翁が、九州久留米水天宮本宮より御分霊を奉戴し渡道、
 札幌市南2条西4丁目に祀る。 明治18年鴨々川畔佐藤源八郎邸に祀られ、明治21年(1888)現在地
 札幌市中央区南9条西4丁目に社殿を建立爾来地域鎮守の為鎮座

                           と書いてあります。

     御祭神は 天御中主神 安徳天皇 高倉平中宮 大國魂命 大己貴命 少彦名命 です。
                      例祭は7月25日です。


  水天宮とは、福岡県久留米市の水天宮(久留米水天宮)を総本社としている神社で、全国にあります。

  源平合戦・壇ノ浦の合戦で源義経が大将の源氏の軍船に取り囲まれ、平清盛の血をひく安徳天皇(当時8歳)は祖母の
 二位の尼(平清盛の妻)
に抱かれ、母の
建礼門院と共に入水します。

 この時、建礼門院に仕えていた官女、按察使局(あぜちのつぼね)伊勢(いせ)も一緒に入水しようとしましたが、二位の尼
とどめられ「生きてわれら平家一門の霊を慰めよ」との命を受けて生き残り、九州の千歳川(現在の筑後川)辺り、鷺野ヶ原
に移住。この地に小さな祠を建てて、一族の霊を祀りました。

 伊勢は後に剃髪して名を千代と改め、里人に請われるままに加持祈祷など行っていましたが、御霊験あらたかにして尊崇
する
人々が多くなり、尼御前(あまごぜん)と称えられて慕われ社名を尼御前神社と呼ばれるに至りました。

                 これが水天宮の起源と伝えられています。

     札幌の水天宮は、明治17年に久留米の本宮から御分霊され御祀りされています。



  このことから、水と子供を守護し、水難除け、農業、漁業、海運、水商売、また安産、子授け、子育てについてのご利益が
 あると
言われています。

  水天宮と言えば安産祈願が有名ですが、犬はお産が軽いので「戌の日」に帯を巻く習慣が古くからあるということに
 あやかっての
ことだそうです。





                  ちょっと上向きな狛犬が印象的でした。
     
                  阿形                                          吽形                                    

 


   




 

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札幌護国神社

2012-04-25 21:42:58 | 札幌の神社

                 中島公園と隣接して鎮座している 札幌護国神社

       
     
                   札幌市中央区南十五条西五丁目1-3




   札幌護国神社は明治10年の西南の役に戦病没した屯田兵の霊を慰めるため、明治12年8月2日
 (中央区)北6条西7丁目
偕楽園前に屯田兵招魂碑を建立しました。

  明治44年2月に中島公園に移転し、明治37・38年の日露戦争の戦病没者の合祀のため忠魂碑が
  完成、昭和8年に
昭和8年11月17日現在地に「札幌招魂社」を造営しました。

   
昭和21年12月12日に「札幌彰徳神社」と改称。昭和34年に現在の社名『札幌護国神社』に改称。

  その後幾多戦役の戦病役者の霊と殉職警察官、殉職消防官の霊を合祀しています。


    御祭神は北海道開拓祭神・各戦役戦没祭神・公共殉職祭神・其他特殊祭神です。
             例祭は7月6日です。

    

   
                              本殿
    
      

                         
                                         多賀殿
   
         
        昭和26年10月、滋賀県犬上郡多賀町にある多賀大社よりお招きし、昭和46年5月 山鼻神社の
  御祭神を合祀しました。
  

  御祭神は 伊邪那岐大神  伊邪那美大神  相殿奉斎(旧山鼻神社) 天照大御神  大山祗大神  天満宮大神 耳早立雄大神 です。


                        本殿前にある狛犬
     
    
                吽形                                          阿形

  狛犬は、右側の狛犬像が阿形(あぎょう)と呼ばれ、口が開いています。左側の狛犬像は「吽形(うんぎょう)」で口を閉じています。



                  本殿前には碑が二つあります。


                 天皇皇后両陛下御参拝記念碑
                           
        昭和47年2月3日、札幌オリンピック開会式に出席する為に来札された両陛下が、参拝された記念碑です。

                       竹村まや歌碑
                       
                    ゆかり婦人会二代目会長の歌碑

              石狩の平野はろばろ拓き来て おや果てにつつ子孫住みつく

  
 ※  ゆかり婦人会とは
       
戦時中、愛国婦人会、国防婦人会という全国組織の婦人会が出征軍人への激励やその留守家族の援護、遺家族の救済などを行って参りました。
       然し、終戦とともに消
滅…そして、その翌、昭和21年2月、札幌護國神社が彰徳神社に改称され、それに伴い昭和22年7月、ゆかりある者が集い、
       平和を護る婦人団体として誕生致したそうです。(HPより引用)



         本殿の北側には、彰徳苑(しょうとくえん)と呼ばれる場所があります。
  昭和60年6月7日に御参拝された、三笠宮両殿下が「彰徳苑」と命名されました。

 
                                    慰霊碑が並んでいます。
    


                                     彰徳苑の碑
           


                        海軍予備学生の碑
        

   
                        砲兵第七聯隊硝舎 
          
 

                       北鎮砲兵発祥の地
          
 明治29年12月に札幌に発足した独立野戦砲兵大隊(後に第二大隊と改称明治33年に旭川に移転)を記念する碑
  昭和60年6月建立


             樺太太平炭鉱病院殉職看護婦慰霊碑
    
    昭和20年8月17日、ソ連軍の侵攻により退路を断たれ、集団自決を選んだ炭鉱病院の看護婦6名の慰霊碑
      平成4年7月建立 
  

                 歩兵第二十六聯隊軍旗奉焼之碑
                  
  昭和20年8月17日、連隊は札幌市月寒で解散。9月10日に軍旗を月寒神社で奉焼された。  昭和61年9月建立


                               札幌招魂社碑
            
         札幌護國神社を創建当時は「札幌招魂社」と呼んでおり、その頃の社碑  


                                   頌徳碑
         
  財団法人帝国在郷軍人会の創設者である松本謄四郎の功績を讃え、没後に建てられた碑  大正14年9月建立


                               尼港殉難碑
         
  尼港とは、ロシア東部のニコライエフスクの事で、ロシア革命後のシベリア出兵中の大正9年3~5月にかけて
 ロシアのパルチザンによってニコライエフスクにいた日本守備兵及び在留邦人約700人が全滅し、捕虜になった
 122人も後に全員殺害された。  昭和3年10月建立  昭和35年3月に現在地に移設


                      アッツ島玉砕雄魂の碑
    
   米軍の猛烈な攻撃に耐えたアッツ島守備隊、全軍突撃によって亡くなった将兵の慰霊碑  昭和43年7月建立

                      ノモンハン英魂之碑
    
   昭和14年5月から9月にかけて、満州国とモンゴルの間の国境線をめぐって発生した、日ソ両軍の国境紛争事件で
  戦死した第七師団の1500名の慰霊碑  昭和42年9月建立


                       屯田兵招魂之碑
         
              現存する碑で札幌で最も古いとされる碑
西南の役に出征した屯田兵の戦死者の霊を慰める為に建てられた碑 明治11年7月建立  昭和8年現在地に移設


                                   忠魂碑
     
        日露戦争に従軍にした戦士者の霊を慰めるために建てられた碑 題字は乃木希典の揮毫 
          明治40年12月建立  昭和8年11月現在地に移設

                              山鼻神社碑
     
       山鼻神社は、山鼻屯田兵の守護神として明治23年5月、南22条西13丁目に建立された。
         昭和46年5月、山鼻神社の神霊を札幌護国神社多賀殿に合祀されました。


                          メレヨン島慰霊碑
           
 中部太平洋 西カロリン群島 メレヨン島守備隊に所属し戦死した北海道出身者1400名の慰霊碑  昭和46年10月建立


                             北千島慰霊碑
       
 昭和20年8月18日武装解除を行った守備隊に、攻撃を仕掛けて来たソ連軍との戦闘で亡くなった方、抑留され
強制労働によって亡くなった方の慰霊碑  昭和50年8月建立


                   南方地域戦死者慰霊碑
     
 パプアニューギニア方面で戦死された方々を祀る碑  平成21年10月建立


                     北海道全海軍英霊之碑
     
  北海道・千島・樺太にゆかりのすべての海軍関係者及び戦後の物故者の霊を祀っている碑  昭和53年8月建立


                        沖縄戦没者慰霊碑
     
  北海道出身の一万八百人の沖縄戦で亡くなった将兵の霊を慰める為に、遺族が沖縄から持ち帰った小石に入魂。
 昭和40年9月に藻岩山ロープウェイの山麓駅前に建立。 平成23年6月に現在地に移転・新築



     西南の役から太平洋戦争の慰霊碑がたくさん並んでいます。



   平和な世界はこの方々の犠牲の上に成り立っていると言う事と、きっとあの世で
   願われている恒久平和を
全世界で実現できるようにとお参りして参りました。


   



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(*^-^*)(*^-^*)