先月初旬に、日本無線協会主催の航空特殊無線技士 養成課程に参加しました。
三日間、無線法規11時間と無線工学5時間と通信術2時間を学び、すぐに修了試験がありました。
無事に試験に合格し、免許証が送られてきました。
何故、この資格を取ったか…それは昨年11月に取得した第二級陸上特殊無線技士を取得したのが
きっかけで、勉強のために陸海空を取ってみるかという理由ですが、元々飛行機が好きで受信機を
買ってATC(航空管制)を聞いていた事もありました。
今となっては前職で色々あり、時間があったので、大阪まで出張っていきました(笑)
(日本無線協会主催の航空特殊無線技士の養成課程は東京と大阪でしか開催されていない為)
通信術ですが、2時間しかないので、事前に覚えていく必要があります。
フォネティックコードと言う欧文通話表の受話(書取り)と送話(発音)があります。
アルファベットの頭文字だけですと聞き間違え等や通信状況によっては正確に伝達されない恐れがあるため
Aはアルファ Bはブラボー Cはチャーリー Dはデルタ Eはエコー・・・ と、航空全般と国際通信ではこの様
な方法が取られます。
受話は、ランダムに発音されるフォネティックコード100字を2分間で書き取ります(大文字・小文字・筆記体可)
送話は、ランダムに記載されているフォネティックコード100字を2分間以内に発声します。
アマチュア無線3級以上の方だと馴染みがありますが、全くの素人の私はかなり苦労しました。
講師の方がとてもやさしい方で、受話の居残り特訓をさせていただきました。
なんとか、無事に修了試験に合格しました。
肝心のどのような事に使えるのかですが
国内の航空運送事業用航空機以外の航空機(旅客機以外)と通信する航空機局(飛行機や管制)の
無線設備が操作できます。自家用飛行機や報道用航空機、農薬散布をする航空機等の無線設備操作が可能です。
今の私の生活とは直結しませんが、有効期限がないので一生モノの資格です。