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時計台の明治天皇聖蹟碑

2024-07-10 22:05:46 | 札幌・歴史探訪

    札幌の中心部にある 時計台
   
       (札幌市中央区北1条西2丁目)


    北1条通りに面した敷地内に、大きな石碑がありました。
  
    前からこんなに大きな石碑が建っていたでしょうか?

    と、時計台にある石碑に近づいていくと
  
  
     時計台のデザインされたマンホール蓋

         時計台の鐘の碑
  
      「時計台の鐘が鳴る 大空遠く ほのぼのと♪」

  
  
        敷地内に野草園が造られています。

  
      
        オオウバユリが咲いていました。

  
     時計台をぐるりと、野草園となっています。

  
                本題に戻りまして
   
               明治天皇聖蹟
      
  明治天皇聖蹟とは、明治天皇が全国を行啓された際に訪れた建物や史跡で、そのうち377か所が
 史蹟名勝天然紀念物保存法に
もとづいて史蹟に指定されました。(こちらの碑は指定されていません)
  戦後占領下「史跡の指定が新憲法(日本国憲法)の精神にそわない」とみなされて、昭和23(1948)年
 6月29日に
指定を一斉に解除されました。

     
   明治14(1881)年9月1日に、明治天皇が時計台(札幌農学校)を行啓されたことを記念して
  昭和9年9月1日に建てらてたものです。当時は、正門南側の記念撮影スポット付近にあったそうです。

   終戦直後、連合軍進駐前に撤去され、しばらく所在不明となっていましたが、昭和末期に中島公園管理事務所で
  保管されているのが見つかり、西区の手稲記念館で保管されていました。
   時計台の歴史を理解するのに貴重な資料として、明治天皇行啓140周年の令和3(2021)年に再建立されました。

       
     碑の正面の「明治天皇聖蹟」の揮毫は、旧日本海軍東郷平八郎  

       
碑の裏面の「旧札幌農学校演舞場」右側面の「明治天皇行啓 明治十四年九月一日」の揮毫は佐藤昌介(元北海道帝国大学総長)


       
                 こんな標柱も残されていました。

        明治14年の行啓の宿泊所として建てられたのが、豊平館
   明治天皇が行啓の際にお通りになられた事で名付けられた、山鼻地区にある行啓通など
        明治14年の北海道行啓の際の痕跡が今も
残されています。



                                           2024.07.10撮影


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