2021年の10月に、官公庁オークションで出品された市電車両2両です。
落札者の方の経営される会社前に保存されています
213号車
昭和33(1958)年12月に製造され、昨年(2021)9月に廃車となりました。
方向幕は 新琴似←札幌駅→すすきの
地下鉄南北線開通前は、市電は新琴似迄伸びていました。
保存先 株式会社北創
(札幌市北区屯田9条12丁目6−3)
もう一両は、札幌サンプラザの前に保存されることになりました。
248号車
昭和35(1960)年4月に製造され、昨年(2021年)9月に廃車になりました。
もう一両は、札幌サンプラザの前に保存されることになりました。
248号車
昭和35(1960)年4月に製造され、昨年(2021年)9月に廃車になりました。
方向幕は、教育大学(南側)と 教大←西4→教大(北側)になっています。
北海道教育大学はあいの里に移転する前は、現在の札幌市中央図書館付近にありました。
札幌サンプラザがある場所は、かつて札幌市電の幌北車庫があった場所で、地下鉄南北線の麻生延伸に伴い
昭和49(1974)年5月1日に市電・鉄北線の廃止され、幌北車庫も閉鎖されました。
かつての車両基地に里帰りしてきた248号車。なんともドラマチック。
保存場所 札幌サンプラザ
札幌市北区北24条西5丁目1−1
街中を長年走り、札幌の街中の風景を眺めてきた2両。
これからは、新琴似と北24条で変わりゆく札幌の街並みをじっと見守ってくれます。
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