
南極観測船としても使用された「宗谷」の代替として昭和53年に竣工された巡視船です。

宗谷 東京・船の科学館にて
3ノットで1m・最大1.5mの砕氷能力と、ヘリコプターを初めて搭載した巡視船です。
耐用年数の25年を経過したのですが、折からの予算削減で代替船を新造することができない為
そうやの延命工事が昨年行われました。

船橋・前部マスト・煙突部分は一旦取り外され、船橋部分は拡張されました。

操舵室も機器が一新され、操舵スタンドもこんなにコンパクトに。

自動操舵システムも導入されました。

エンジンルームも見学


搭載されているヘリコプター ベル212 MH575せきれい

アナログ計器が並びます。

このヘリコプターに搭載されたカメラから伝送された映像をそうやでリアルタイムに見る事が出来る
ヘリテレシステムも導入されました。

延命工事で15年ほど耐用年数が伸びたそうです。

砕氷能力があり流氷海難への対応の為、釧路海上保安部に配属されている為
小樽港には滅多に姿を見せません。


今回は滅多に入る事の出来ない、操舵室やエンジンルームを見学できて良かったです。