狼さんと羊さん

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旧石切山駅

2013-11-09 22:08:11 | 札幌・歴史探訪

   かつて、札幌の奥座敷と呼ばれる定山渓温泉まで定山渓鉄道(じょうざんけいてつどう)という
 鉄道路線がありました。

                

  大正7年10月17日、観光客や木材・豊羽鉱山で採掘された鉱石を運ぶ為に、白石~定山渓間を結ぶ鉄道として開業しました。
 昭和4年には電化され、駅も増設されて行きました。戦後、行楽客の増加や沿線
の宅地化などで黄金期を迎えますが、高度成長期
 に札幌から定山渓への道路(国道230号線)が整備され
鉱石輸送はトラックに変わり、乗客もバスやマイカーに奪われて行きました。
 昭和41年10月、東札幌と
定山渓の間にある66ヵ所の踏み切りの内、20ヵ所以上が主要路線と平面交差し、事故の危険性が高い
 ため、立体化か撤廃かを求める勧告を受けました。

  折しも、昭和47年2月に開催される事が決定した札幌オリンピックの選手輸送の為に札幌市高速軌道計画(札幌市営地下鉄・
 南北線)が策定され、昭和42年12月に札幌市から線路用地の買収の申入れをされました。
 沿線住民の足を維持する為に、平岸~藤野沢(高速軌道計画の将来の終点)までの線路用地を一括譲渡する事が決定し、昭和44
 年10月31日を最後に運行を終え、51年の歴史に幕を下ろしました。



         今回紹介するのは、旧定山渓鉄道の駅舎として現存する唯一の駅舎です。

                  石切山(いしきりやま)
    
    
       
        
                    (札幌市南区石山1条3丁目1番30号)


            この駅舎は昭和24年に建てられたものです。
    
           現在は、石山振興会館として利用されています。

     鉄道は無くなりましたが、駅舎は地域住民の皆さんに愛され利用されています。


   高速軌道計画の為に藤野沢(藤野)まで取得された線路用地ですが、真駒内以南は延伸されず現在は
  市道(道路)になっています。

      



 

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SLニセコ号 今シーズンラスト

2013-11-04 16:50:18 | 蒸気機関車

 秋のニセコ路を駆け抜ける、SLニセコ号の今シーズンの最終運航日と言う事で撮影に行って来ました。


     前回と同じ、函館本線 小沢駅~俱知安駅間の200KP(キロポイント)に行きました。


  この撮影ポイント、天気が良いと左側にある木々の影が線路上に掛かるので晴れている日は…。
 
       常連さんは、稲穂峠下の216.5KPやワイス踏切跡に行っていたみたいです。

             そうは言いつつ、通過時には20人程集まっていました。


                 待つ事1時間半 やって来ました。

    
    
    
    
    
    
    


        今回は、予備バッテリー持参で動画もあります。
    

SLニセコ号2013 200KP(+ 再生リスト)




           別なポイントでも (俱知安駅~比羅夫駅間)
          


SLニセコ号 2013 倶知安~比羅夫間(+ 再生リスト)



    今回は自分の中で満足できたので、230号線経由で帰って来ました。

 

   SLニセコ号が終わり、次はSLはこだてクリスマスファンタジー号。来年1月からのSL冬の湿原号と
  私の黒い煙を追いかける趣味は続きます…。







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