「あほリズム」 (268)

2012-12-12 03:14:49 | アフォリズム(箴言)ではありません



             「あほリズム」


               (268)



 結局、民主党政権は公約にもしていなかった消費税を

上げることしかできなった。これは明らかに政治敗北であり、

その反省なしに民主党の復活はあり得ないだろう。



               

               (269)


 彼らは、政権交代に浮足立ち、守旧派に足をすくわれ、

新しい社会のビジョンを見失ってしまったのだ。



               

               (270)


 かつて、民主党が政権に就いた時に、前原前国交大臣が

民主党政策の中心である事業仕分けの最中にも関わらず、

会見で「事業の継続性は維持する」と語った時に、民主党政

権のなしくずし的な今日の低迷を予感することが出来た。





                (271)



 改革とは継続を断つことであり、がん細胞だけでなく、

それらを蘇生させる器官さえも切除しなければならないのだ。





              (272)


 彼らは、或いは我々は、改革(手術)に怖気づいたのだ。




              (273)


 最早、どこの政党も期待できないと諦めていたが、ところが、

高度成長期の夢を忘れられずブレずに成長戦略を訴える政党

があった、自民党だ。自民党こそが病んだこの国を「破綻」させ、

新たな時代を生む契機をいち早くもたらせてくれるのではないだ

ろうか?それまでは我慢するので、自民党には思い切って金を

ばら撒いてもらいたい。彼らが言うように、この国を「再生」させる

にはそうする他ないのかもしれない。



               (274)


 いっそのこと、中国とも遺恨を晴らす一戦を交えて、

また焼け野原から始めた方がいいのではないか。