「歴史は繰り返されるのか?」

2013-10-05 03:03:34 | 従って、本来の「ブログ」



       「歴史は繰り返されるのか?」


 1994年6月、自社さ連立政権の下、社会党委員長であった村

山氏が総理大臣に祭り上げられた。翌年の1月に阪神淡路大震災が

起こり、約一年半の在任ののち支持を失い自民党の橋本内閣に代わ

った。その後、橋本総理は村山内閣で内定していた懸案の消費増税

を断行したが国内消費が落ち込み不況に陥った。時は移り、200

9年民主党政権が誕生し、政権を継いだ菅政権の下で突如消費増税

案が持ち上がり、2011年3月11日、東日本大震災が起こり、

半年後に政権を失った。その後、自民党が選挙で勝って安倍政権政

権が誕生し、三党合意である消費税の増税を決めた。さて、歴史は

繰り返えされるとすれば、アベノミクスにとって消費増税は正念場

を迎えることになる。ただ私は、歴史は繰り返されるとすれば、安

倍総理がオリンピック招致のためのIOC総会で福島原発の汚染水

について「私が安全を保証します。状況はコントロールされていま

す」と公言するのを見て、彼がかつて「消えた年金」問題で「最後の

一人まで」解決すると公約したが責任を果たさず、国民の支持を失

って政権を投げ出した時のことが脳裏に浮かんだ。つまり、安請け

合いから詰め腹を切らされたことが。


                                   (おわり)